4月18日(日)日記
家の近くにオープンした団子屋さん「ダンギズム」へ。
このご時世に新しいお店、しかも団子屋なんてだいぶ攻めている。
『江戸時代に旅の道中の団子屋で小休憩するように、現代社会の慌ただしさに疲れた皆様がほっと休憩できるような店でありたい、そしてなおかつこちらの儲けも欲しい、お金を特に気にせずゆったり暮らせるほどの儲けを。』という経営理念らしい。
テイクアウト専門店なのだが、店の前には
時代劇で見たことがあるような団子を食べるところがある。
木の長椅子と赤い傘、桜の枝などもあり、とても風情がある。
しかし、許可などは一切取っておらず警察が来たら歩道からどかさないといけないらしい。
早速注文しようとメニューを見てみると、味の種類の数に驚いた。
その数なんと1024種類。
あんこやきなこなどの定番のものから、コーンポタージュやエビチリなどの変わり種まで様々なものがあった。
しかし時期によっては販売できない味もあるらしく
今日買えるのは11種類だった。
「なにしやしょ!」と細い鉢巻を巻いた店員さんが声をかけてくる。
名札に「団子が好きすぎて団子鼻になっちゃいました笑 木下」と書かれていた。
鼻を見てみると、怪我をしたのか包帯がぐるぐるに巻かれていたので団子鼻かは確認できなかった。
木下は何も刺さっていない串を手に持っている。
お客様の注文でその場で串に団子を刺していく、サーティーワンシステムとのこと。
スタンダードは団子3つ、ネオスタンダードは4つ
ハイパースタンダードは5つ、ウルトラスタンダードは6つ。
しかしハイパースタンダードからは竹串が折れてしまうらしく、
バーベキューの時みたいな鉄串を使う。
この鉄串はお店に返しに来ないといけないらしいので
僕はネオスタンダードにした。
まずはきな粉を注文。
木下がきな粉のたっぷりかかった美味しそうな団子を串に刺す。
続いてネギ味噌を注文。
木下が「お、通だねぇ!常連さんは大体ネギ味噌買ってくんすよ〜!」といったような顔で、無言で串に刺す。
そして抹茶塩を注文。
順番的にネギ味噌の前に食べる団子なので少しあっさり目のものに。
そして、最後。
何にしようか迷ったが、きな粉が好きだったので
もう一個きな粉を注文。
すると木下が、「あいよ!!!オセロ〜!!!」と叫び
抹茶塩とネギ味噌を串から抜き
きな粉を3つ串に刺し、きな粉のみのネオスタンダードが完成した。
一番下のきな粉だけちょっとだけ味噌がついてて、甘辛くて美味しかった。