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食用コオロギは、次世代タンパク源

ひと昔前から話題になっている昆虫食。その代表である食用コオロギを紹介します。
見た目は少し抵抗がある食用コオロギですが、乾燥して粉末状になってしまえば、その姿はほとんど気にならないはず。高たんぱく・低カロリーでSDGsにも貢献してくれる食材と成り得ます。
特にコオロギが食用として注目されているのは、栄養価の高さ、原料が調達しやすいという点が挙げられます。数年前から少しずつ注目されてきましたが、昨年(2020年)5月に無印良品で「コオロギせんべい」が発売され、一気に関心が集まりました。

■栄養価が高い
コオロギは食肉と同程度のたんぱく質が含まれているほど、高たんぱくです。また、鉄やマグネシウム、カルシウムも豊富に含まれていて、全体的に栄養価の高い食材です。
■効率的な生産、安定的に供給
コオロギは、牛や豚などに比べて育てるための飼料(エサ)が少なく済むため、コストやエネルギー的にもとても効率的です。さらに成長が早く、生産~出荷までが最短1週間程度と短い期間で安定的に供給できます。
■環境負荷が少ない
家畜と比べて水やエサが少なく、成長のスピードが早いということは、単純に少ないエネルギーで生産できるということです。この点で環境への負荷も少ないということになります。また、コオロギは雑食で人間の残飯などもエサにできるため、食料廃棄問題の解決の一助として期待できます。

身近に食用コオロギを手にする機会は、
■コオロギせんべい
食用コオロギが注目される火付け役となった商品です。発売当初は即完売となりましたが、2021年1月から取り扱い店舗を拡大し、現在は北海道から九州まで全国の某店舗で購入できます。
■チョコレートコオロギ、コオロギスナック
食用昆虫(昆虫食)を取り扱う通販サイト「バグズファーム」で販売されているお菓子です。

高たんぱく・低カロリーでSDGsにも貢献してくれる食材と成り得るならば、食用コオロギをはじめとする昆虫食が、今後身近な食材となっていくのかもしれません。

引用:FoodClipについて
参考:株式会社エコロギー(ecologgie.Inc)
エコロギーが大切にしたいこと(創業にかける思い)

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