破滅への行進
‘The march of folly’ P179~180
‘ #バカげた行進 ’
(結論)
#人間の愚行 を救済するのに必要なのは、 #国家 、 #宗教 、 #文化 ではない。 #謙虚さ である。
というのが著者の見解です。
(本題)
我々はどれくらい #世界戦争 を恐れるべきであろうか?
#二つの極端な考え を避けるのが、最善である。
「戦争は必ず起こるものではない。」という考え。
冷戦が平和に終結したしたことは、人間が正しい決定すれば、列強国の衝突さえも平和に解決されるということを証明した。
反対に、 #第3次世界大戦 は避けられないと考えることは、大変危険である。
このことは、自己満足的な予言にほかならない。
もしも、国々が戦争は避けられないと考えたならば、軍隊を強くし、軍事力競争を繰り広げ、どんな衝突においても和解を拒み、善意の手をただの罠と疑うであろう。こうなってしまうと、戦争は必ず勃発する。
「戦争は不可能なものである。」という考え。
戦争は全ての人の人にとって #大破局 となるが、人間の愚かさから、我々を守ってくれる神も法も存在しない。
このように見てくると、人間のバカさ加減を救済してくれるのは、謙虚さであると考えられる。
#国家的 、 #宗教的 、 #文化的 軋轢は、 #自分の国家 、 #自分の宗教 、 #自分の文化が世界中で最も重要であるというおこがましい考えによって 、さらに悪化する。
その考えに従うと、 #自分の利益 は、 #誰かほかの人の利益 よりも優先され、かつ、 #人類全体の利益 より優先されるということになる。
どうすれば #国家 、 #宗教 、 #文化 が現実的で慎み深いものとなりうるだろうか?
(皆様のお陰様です。いつも温かいいいね。ありがとうございます。全てのいいねに毎回感銘致しております。今回で第11の提言 #WAR が終了し、次回から第12の提言 #HUMILITY 謙虚さに入ります。)