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Save The World

ハラリ ‘21’ Ch.7.NATIONALISM

‘The #ecological challenge’ P115~120

#環境問題

(本題)

何千年にもわたり、 #ホモサピエンス は環境の #連続殺人者 として振舞ってきた。今日、環境の #大量殺人者 とあいなった。もしも、現在の状況が続くならば、大多数の #生命体 を滅ぼすばかりでは済まない。人間の #文明 の根幹をも揺るがすに違いない。すべての中で最も恐ろしいことは、 #気候変動 である。人間は #何十万年 もの間、存在してきて、 #氷河期#温暖期 も生き抜いてきた。しかしながら、 #農耕#都市#複雑な社会  はたった #一万年間 、存在してきただけである。 #完新世 として知られるこの期間は、 #地球の気候 は比較的安定していた。

私たちはたった今、大きな #転換点 を迎えている。この #転換点 を超えてしまったら、 #温室効果ガス の放出に対する妙案も、世界中に広がるの #悲劇 を防ぐには不十分となる。

例えば、 #温暖化#両極 の氷床が解けたとすると、太陽光が地球から宇宙へと反射されなくなる。これは、地球がもっと熱を蓄え、気温がもっと上がり、氷床が加速度的に解けるということを意味する。この #フィードバックループ が危機水準にまで達すると、避けられない状況を生み、たとえ人間が #石炭#石油 、#ガス を燃やすのを止めたとしても、 #両極 の氷は全て解ける。私たちが、私たちの直面する危険性を認識するということだけででは不十分だ。たった今、私たちが認識している最中に、危機的状況は進んでいるのだ。

(中略)

政府、会社、個人が #気候変動 を避けるためにできることはたくさんある。しかし、効果的に事を進めるには、 #グローバル なレベルでの対応が必須となる。 #気候 のこととなると、個別の国は #主導権 を有しておらず。地球の反対側の人々によってとられる行動のなすがままになっている。

(中略)

#国家主義者 の独断は、 #核戦争 よりも、 #気候変動 の問題となると、危険性を増す。

#原子爆弾 は誰も無視できない明確で、喫緊の脅威である。

対照的に、 #温暖化 は漠然としていて引き延ばされた脅威である。長い目で見れば、環境への配慮は、痛みを伴う犠牲が必要となる。 #国家主義者は当面の国家の利益を第一にしたいと考え#環境問題 を二の次にする。しまいには、 #その問題 をいとも簡単に否定する。

#気候変動 に関する懐疑論者が、 #国家主義者 の正当性を保護するのも、偶然の一致ではない。左翼の社会学者が #気候変動#中国人の悪ふざけ だと言うことはない。

#地球温暖化問題 への国家的答えがないため、 #国家主義の政治家は 、#その問題 は存在しないと好き好んで信じる。

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