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人をもっともっと愛そう!
ユヴァル・ノア・ハラリ‘ #21世紀における21の提言 (英語版)’最終回 P318完
(皆様のお支えへのご挨拶)
皆様、ほんとうに、ありがとうございます。皆様のお陰様で本書を読み終えました。何よりも皆様のお力で、無事にここまで来れました。皆様全てに対しての感謝の気持ちをもって、昨年末から続けてきた要約作業を終りにさせて頂きます。皆様から頂きましたウォッチ、いいね!、ご声援、ご指導を、わたしは忘れません。お読みにくかった点は、数えきれないほどあったかと存じます。私の力量と研鑽不足として、どうかお許し下さい。
何度も重ねさせて頂きます。誠にありがとうございました。
(邦題発売は、2018年夏とネット上で囁かれていましたが、誤りです。正しくは、2019年11月です。)
(#サピエンス全史、 #ホモデウス 、本書を通じた私のまとめ)
著者ハラリ氏は、ホモデウスの出現を予測し、それに警鐘を鳴らす。
ニーチェは、「神は死んだ。」と言い、超人の出現を予測した。結果として、ヒットラーという超人が現れた。
ハラリ氏は、「神はいない。真正の自己はない。」と言い、 #ホモデウス の出現を予測する。
#ホモデウスとは 、 #ホモサピエンス で #デウス (神)の力を獲得する者である。
身体に、 #バイオケミカルセンサー がつながれ、生命が常に保たれる。
人工臓器が埋め込まれ #永遠の命 をも手に入れる。
脳に、 #コンピューターインターフェイス が装着され、真正の自己ならぬ、 #人工自己 が形成される。
そして、絶え間なく快楽物質が出るように施される。
もしも、何かをしようと思ったら、脳内にアプリケーションを立ち上げる。
朝は、ニューヨークで、ティファニーで朝食を。
昼は、オアフのノースショアで、サーフィンを。
ティータイムは、ローマで休日を。
夜は、カリビアンクルーズを。
快楽は、ディナーの後で。といったように。
では、なぜ #ホモデウスの出現 が予測されるのか?冒頭の仮説に基づく。
もし、神がいなければ、現代通用している倫理は力を失う。生命倫理さえ無視することができ、 #人工的に肉体 を創造することが許される。
またもし、自己は、ニューロンが神経伝達物質をやりとりする際に作り上げられるイリュージョンであるならば。
コンピューターの指令によって同様の過程で生じる #人工的自己 もまた、自己と言える。
今から、30年余りで迎える204X年の #シンギュラリティ では、 #ホモデウス が現れる技術的条件を満たすとみられる。ここで、生じる問題点を挙げたい。
#デウス となりうるホモサピエンスは、砂粒一握りのビリオネアに限られる。
#デウス への #アップグレードには 、天文学的費用が必要だからである。
では、その道のりから残された者はどうなるのか。
PCやスマホに頼りすぎるがために、脳が退化し、 #ダウングレード したサピエンスとして生きる。
私は、318ページにわたる本書の最終文に、いたく感銘した。
「アルゴリズムが、私たちの欠点を補う前に、私たちは、自分の心を理解した方がいい。」
アルゴリズムに取って代わられないうちに・・・
私たちの心とは、一体何であろうか?
21の提言から、3つだけお借りして、終わりにさせて頂きたい。
自分をもっと知ろう!
人にちょっぴり優しくしよう!
人をもっともっと愛そう!