何かに導かれ完成したオリジナル角字（制作受付開始）
角字
一か月半前に「なんとなく」オリジナル角字を作り始めた。
家紋の本で角字を知ってからは、元々ある角字をデジタル化してロゴマークなどに使ってはいたが、本格的にオリジナルを作るのは初めてだ。
角字とは
文字によって構成が違うのでどうしても太さがバラバラになり、2文字以上になるとバランスが悪くなる。そこで色々調べていくと「篆書体（てんしょたい）」の「九畳篆（くじょうてん）」に辿り着いた。ただ九畳篆だと複雑になりすぎるので一本減らし八畳篆に。また文字にによっては横が八本、縦が七本にするなど、バランス優先で数に囚われすぎないようにした。
篆書体とは
そこからは無我夢中で作った。
森羅万象、初心不改、諸行無常、笑門来福、花鳥風月、行雲流水、因果応報、縁起。賽角字で登米道、自灯明、柔軟心、曼荼羅。その他で倒福など。
しかし、ある程度作って感じたのはオリジナリティが足らない、いや無いと言うこと。九本を八本、七本に減らしただけで「そのまま」だ。それを認めてからは悶々とした日々を過ごしていました。
何となく
オリジナリティが欲しくていくら考えても何も進展はない。
ところが昨日「何となく」角を丸くしてみようと思った。
①左上：角を丸くした
可愛くはなったが「角が丸くなっただけで」オリジナリティは無い。
②右上：丸の一辺を垂直に
少しシャープになったがオリジナリティは感じない。
③左下：垂直にした部分をハネさせる
ちょっと中国っぽくなった？
ここまでやってもオリジナリティは感じない。
「もはやここまでかな？」と思った時に「何となく」センターにラインを入れてみようと思った。④右下
まだ「何か」が足りない。でも「何か」を感じ始めた。
ラインの角を丸めると、次に足りないものが見えた。
そこに菱形を追加していく、どんどん「ワクワク」してくる。夕方から始めて途中夕食を食べたが、即作業に戻り無我夢中であっという間に深夜になっていた。眠くも無いし完成するまで停められない。
そして、やっと辿り着いた。
やっと胸をはって「オリジナリ」と言えるデザインにたどり着きました。勿論九畳篆ベースでフルオリジナルで無いのは分かっています。でも、漢字でありながら図形の様で、ラインは有機的で動植物の様でもあり、古代の文様の様でもあるこの文字がたまらなく「愛おしい」
ここまで来るともう寝れません（笑）
夢中で作り、結局午前様になり倒れる様に就寝しました。
オリジナル角字制作受付します
この角字の作成の受け付けを始めます。
【個人でアイコンなどに使用】
お好きな熟語やお名前などに
基本料金：一文字〜四文字まで10,000円（税別）※受付開始特別価格
納品データ：JPEG、PNG（高解像度）
Tシャツなどにプリントしたい場合は
追加料金：5,000円（Illustrator形式、PDF）
【企業様などロゴなど営利目的で使用】
基本料金：50,000円（税別）から ※受付開始特別価格
納品データ：Illustrator形式、PDFなど
料金などは詳細を打ち合わせして決定いたします。
お支払いについては、打ち合わせ後制作開始前に以下のサイトでお支払いください。お支払い確認後に制作をいたします。
ご興味のあるかたはまずはコメントをください、よろしくお願いします。
Thanks for Everything
ポートフォリオ
プロフィール
タイポグラフィーとロゴデザインを軸に、音楽系ポスターやTシャツデザインなど、視覚的なコミュニケーションデザインを総合的に提供します。縄文時代からインスピレーションを得たポップアート作品も発表しており、伝統と現代が融合した独自のスタイルで活動しています。
Profile
With typography and logo design at its core, the firm offers comprehensive visual communication design, including music-related poster and T-shirt design. We also present pop art works inspired by the Jomon period, and work in a unique style that blends the traditional and the contemporary.
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