ポッパー大好き✨
チェロ曲は数が多いとはいえませんが好きな曲がめちゃくちゃ、めちゃくちゃたくさんあって(熱!!!)!!!いくら話しても足りません!!!
その中でもこのポッパーの高等課程への練習曲は大大大好きな1枚です。
この中の1曲を息子が昔弾いたから、というのも大きいですが
それは別としてもポッパーのこの作品集は本当に素晴らしい✨私が大好きなのは息子が弾いた17番と、あと36番。でもそれ以外もどれも全て素晴らしくて、聴いているとポッパーはチェロが大好きだったんだな!!!と思うし、そして何より一人の人間として、自分が生きていた時代や、日々の人々の暮らしや風景をよく見て愛していたんだなって思うんです。
バッハが好きな理由もそうなんですが、これは何の知識もなくただ聴いて好きな理由というだけなんですが、聴いているとその時代の人々の暮らしが脳裏に浮かぶことがあるんです。教会の鐘の音や、農作業をしている人々の姿etc etc…。もちろん歴史を勉強したり、昨今はネットで情報を知らない間に浴びるように吸収しているので、そういう経験から無意識のうちに紡いだ世界の幻想であることは百も承知なのですが、だとしてもそういう風景を見せてくれる作曲家って全員じゃないですよね.…ちなみに私の場合はこのポッパーとバッハと、ラフマニノフとドビュッシーとバルトークとフォーレとチャイコフスキーとドヴォルザークとサン=サーンスカバレフスキーと….….まぁ結構いますが。
ダーヴィト・ポッパーは、ユダヤ系チェコ人のチェロ奏者&作曲家です。このnoteを書くにあたりざっとwikiを読んだ程度ですが、私は個人的にチェコアニメ大好きなのでプラハ生まれと聞くとおぅおぅおぅ!!と思ってしまいます。そしてゴルターマンに師事してチェロで頭角を表すわけです。ゴルターマンは息子のチェロ教室の教本でも良い曲があったので一目おいていますよ✨バルトークとは犬猿の仲だったともありますがそれもまたオツなものです。どちらも凄すぎるからね!!!
クラシックはただでさえ万人うけするものではなく、その中でもポッパーはチェロをやっていなければ一生名前を聞くこともない作曲家だと思います。でも別に、メジャーなら良いかというとそりゃ商売としては良いかもしれませんが、マイナーでも素晴らしいものはこの世にたくさんあるし(チェ勢から怒られるなこれは💦)、そんな作曲家や作品にものすごく低い確率の宝くじに当たって出逢えた喜びにむせび泣く、それで良いのではないでしょうか。
というわけでこの記事を偶然目にして興味を持った方は是非、ポッパーのこのアルバムを聴いてみてくださいね✨