着せ替えぬいぐるみとは
ぬいぐるみのげんざいち展最終日、参加作家のdroguerieさんのイベント「ぐりっこリースづくり」が開催されました。
すでにお持迎えいただいたぬいぐるみを持参され、かわいい手作りのお洋服を着られていたり、手作りの帽子などかぶられて、とても可愛いらしく愛されている様子がうかがえます。
こんなに沢山のバリエーションを作られたのも驚きです。もうすぐ10年で2000体以上作られてきたのだそう。
集まった皆さんからコメントいただくことに。
円形になってひとりずつ何でも、言葉にしてみたいことを言っていただきます。
「子育てが落ち着いてからぐりっこのぬいぐるみを手にしました、自分の本当に好きな心地よい時間を過ごしていて、いい大人が何してるのと言われてもお構いなく生きがいになってます」という方や、「ぐりさんの人柄もあいまって、主催イベントに行くことも着せ替えや自身のおしゃれをして外に出かけることも楽しくなりました」と言った方、色んな方がいらっしゃり、それぞれに気持ちが込もっていて私まで幸せな気持ちになりました。。。
様々な作家さんとご一緒する中で、ぐりさんはぐりっこをお迎えする方に対しそっと寄り添い続けて、着せ替えや小物やこのような交流イベントを企画し続けている。
ぬいぐるみを作って、見送って、終わり、じゃなく。持ち主さんとぬいぐるみはずっとずっと一緒に生きていく。
そういう存在なんだということをぐりさんは改めて気づかせてくれます。
ぐりさんの「大人がかつて少女だった時の気持ちを思い出して遊んで楽しんでもらいたい」そのコンセプトは沢山の人に届いて、それぞれの幸せや楽しみを生み出しています。
「それでいいんだよ」と優しく肯定しくれるようなぐりさんの人柄も、沢山のぬいぐるみたちの母という感じで。私もたちまちぐりっこの世界観に包まれます。