ドールのカスタムメイク改善メモ

ドールにメイクをしたので、自分用のメモとして記事を作成します。
メイク途中の、ヘッドのみ(ボディなし)&アイなしの写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。

noteは基本的にチェックしていないので、コメントいただいても返信できない可能性が高いです!すみません!


はじめに

先日、1回メイクをしてみて、「もっと良くしたい!」と思い、そのあともう一度メイクをしました。
メイクの道具や、詳しい手順については他の方の素晴らしい記事があると思うので
「メイク1回目」の状態から「メイク2回目」の状態に改善したときのポイントについて重点的に書いていきたいと思います。

1回目と2回目のBefore/After どちらもiPhone標準のカメラで撮影して無加工です

この記事では、こんな人間がメイクをしました。
・美術は実技があまり得意ではないタイプ(T^T)
 特に筆を使った絵は苦手。

・過去にソフビへのメイクをしたことあり。
 なので、道具はある程度そろっていましたし、なんとなく手順(スプレー→メイク→スプレー→メイク…)は理解しています。

・キャストドールへのメイクは初めて。

まとめ

<やってみてよかったこと>
・筆は細いのを使う(細い線が描ける)
・絵具は薄める(ボソボソしなくなる。)
・影はピンク系を使うとなじみが良い(ブラウン系は浮く)

<次回メイクで試したいこと>
・眉毛は先に筆で毛の流れを描く
・パステルを全体的に濃くする

1回目のメイクの状態

この状態で完成というよりかは、この時点で「やり直そう」と思い、やっていない作業があります。(唇の線の書き込みとか)

メイク1回目の状態にアイを合わせています

下まつ毛は太くてぼそぼそしているし、眉毛もなんかモジャっとしてる。唇もなんかしっくりこない。目頭の影が浮いている・・・
気になった点はそのあたりでした。

改善に向けて

情報収集編

・絵具について
(アクリルガッシュを使っていましたが)どうやらリキテックスというものが良いらしい。
グラデーションメディウムというものを使って薄めると使いやすいらしい。
乾く前に水拭きすれば書き直しができるらしい。

…と調べて気づいたのですが、絵具をほぼ薄めずに使ってました~~~!
そういえば美術の授業で「濃い目のコーンポタージュくらいを目安に水で溶く」って言われたような記憶が蘇りました。気づくのが遅すぎる。
そのせいで伸びが悪く、線がボソボソしやすかったんだなぁと反省。

リキテックスと、グラデーションメディウムを購入しました。

道具の見直し編

以前、いろいろな方のカスタムメイクの記事を見て、
「ある程度太い筆先でも細い線が描けるようになる。太さがあると絵具をよく含んで線が途切れづらいので、多少太い筆のほうが良い。」
のような文章があったので、自分では太いなと思いつつも、どなたかの記事か何かで推奨されていた太さの筆を購入していました。
今回もその筆を使ったのですが・・・思うような細さの線が描けませんでした。
「筆遣いが上手な方ならできるかもしれないけど、自分には細い線描くの無理かも」と思い始めました。そこで、ダメ元で細い筆を購入。

キャムロンプロ プラタ 630 短軸(ラウンド) 100/0号」というものみたいです

その他反省

・唇は…なかなか思うように色がつかず、パステルを水で溶いたもので塗った。そのせいでムラが出てしまったので、唇の線を描くことで色味upを目指してみる。頬の赤みも写真だとわかりづらいので、同じ理屈で血管の書き込みを増やしてみる。

・目頭の影は…自分の顔のメイクでシェーディングする感覚でブラウン系のパステルを乗せてしまった。チーク等に近い色味のピンク系パステルにしてみる。

2回目のメイク

【結果編】新しい絵具(グラデーションメディウム使用)と細い筆の使い心地

まつ毛を描いた最初の段階

めっちゃいい!!!
こんなに違います。別人が描いたみたいです。

1回目のメイク(最後)と、2回目のメイク(最初の段階)

まつ毛が薄いと思ったので、濃い目の色を使って加筆。
いろいろ反省を織り込んで完成です!

2回目のメイク(ほぼ完成。まつ毛取り付け前の状態)

【よかった点編】新しい絵具(グラデーションメディウム使用)と細い筆の使い心地

・筆を変えたおかげで細い線が描ける!
 線の途切れとか、絵具の含みが少ないこととかは気になりませんでした。まつ毛数本おきに絵具を浸せばOKでした。

・ちゃんと絵具を薄めたので、線がボソボソしない!

【気になった点編】新しい絵具(グラデーションメディウム使用)と細い筆の使い心地

・水で書き直しができる(?)という噂でしたが、個人的にはもうちょっとやり直しがきくと思っていました…
 描いた直後のまつ毛1本は、水を含ませた綿棒で消せます。
 ただ、「左右のバランスを見て、片目側だけ直す」みたいなことはできません。そのころには結構乾いているのか、消せませんでした・・・残念。
 あまり後からでも消せても、まつ毛1本だけ直すみたいなことは難しそうなので、トレードオフなのかもと納得はしています。
 でも後からでも気軽に直せるといいな・・・一部だけ直す、ということはできないので、どうしてもメイク全消しになっちゃいます。メイク最初からやり直しになっちゃうのは嫌ですね。

その他反省など

・眉毛をパステル→絵具の順で描いたせいか、思ったより濃くなってしまった。眉毛の形のガイドにしたくて、先に修正しやすいパステルから始めたつもりだった。おおまかなガイドは水性の色鉛筆で書けば良いので、絵具→パステルにしたほうがいいかも。

・実物は血管の書き込みがあったり、青みの表現をしてあるのですが…やっぱり写真で見るとほぼわからないですね。次はもっと思い切って濃くしてみても良いかも。

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