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参院選2022を振りかえる

はじめに

2022年7月10日参議院選の開票日。
表現の自由を守るため、初めて政治家の事務所や講演会に行き、ポスティングを行い、各政党の政策集を読み一番フィーリングのあった政党の党員になるほど、能動的に関わった初めての選挙でした。

今までの自分は、新聞やニュースサイトにまとめられた要点だけ見て、政党の主張を見て決めるかその時の情勢などを見て決めてました。
能動的に動くようになってから、自分が如何にわかったつもりになっただけの無知の素人だったかを痛感します。

「選挙の結果が民意なんだから、落ちるのは支持されなかったからでしょw」

このような一言が、落選した議員候補者や支持者たちにとってどれほど辛いものなのか理解していなかった。
選挙活動に関わってみて感じた各政党の印象と変化。
自分自身の反省を振り返らせていただきます。

まず、最初は表現の自由派候補を中心に応援をしていました。

お恥ずかしいながら、私は議員個人の事をあまりよく知らず「政党」で政策を見て選ぶタイプでした。

表現の自由を守るための政治家個人を応援するというのは今回の選挙からが初めてです。
表現の自由派議員候補の存在自体初めて知るキッカケとなったのはNo.017さんのツイートであり、深く感謝いたします。

応援した候補と行った活動
〜地上戦〜

事務所に行ったレポ投稿

秋葉原の藤末健三事務所

政治家の事務所の中でも、藤末事務所と赤松健事務所は入りやすくてアットホームでした

赤松健事務所

参院選終了後はどちらも撤退して今はありませんが
「フラッと立ち寄れるんだ」という敷居の低さを「政治は難しいからわからない」というイメージを変えるフックになればと思い、SNSにも投稿しました。

ポスティング

私は今回の選挙では表現の自由を守る議員の石井みつこさんと栗下善行さんの個人ビラを公示日前に配布しました。
ポスティング自体は中野区長選挙の時にも実施したことがあり、初めてではありません。

石井みつこさんと栗下善行さんのビラ

石井みつこさんは都内の有志ボランティア配布にも参加させていただいたので850枚
栗下善行さんは800枚配布しました。

国民民主党政党ビラ1000枚

公示日数日前に、政策に感銘した私は国民民主の党員に登録。
政党のビラを1000枚投票日前に配布しました。

国民民主東京都連お手伝いガイド

維新・立憲・無所属の議員のポスティング経験してきましたが、『お手伝いガイド』をいただいたのは国民民主党だけです。
中はフルカラーでポスティングだけでなく、ポスター貼りや街宣ボランティアの際のポイントと諸注意も掲載され、初めてでもボランティアがしやすい内容でした。

今は大きな選挙はありませんが、私もボランティアを申し込んだ際に使用した国民民主党の申込フォームを掲載させていただきます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScq48sWjvOuKa6hqITrgwk4upJn9_HT9DJ9OzZxHtFC1D-XcQ/viewform


おそらく、初めてボランティアをする方は1番やりやすいのは国民民主党のボランティアだと思います。

ポスティングの効果はどのくらいあるのか?
つじもと清美さんのサポーターの方が行った効果測定では1000枚で71票だとツイートしていました。

単純計算で100枚で7票増えるのだと仮定するならば、自分が行ったのは2650枚なので、約182票分くらいの効果があったと仮定すると、少し嬉しい。

私が配布した地域と、あまり配布しなかった隣の市を比較した際も自分が配布した地域の方が少しだけ国民民主への比例票が高かったので、効果は少なからずあると思いました。

イベント参加

石井みつこを囲む会in世田谷

石井みつこさんの囲む会に参加した後、著書の『「元気」をこの手に取り戻すまで』を拝読後にnoteにまとめました(詳細は後述)

立憲カフェ

また、居住地域ではありませんが立憲カフェに参加。
政治家と直接話せる場があることに、自分自身も驚きました。
政治は偉い人たちだけで行うものではない・自分も意思を示せるということがわかった貴重な機会だったと思います。

街宣見学

秋葉原にて演説をする栗下善行

公示日前のため、名前が記載のない街宣車で演説をする栗下さん

浦和駅前にて玉木雄一郎&上田清司の街宣
池袋駅前の玉木雄一郎演説

街宣活動を見学した際は、SNSで実況ツイートや写真を投稿しました。
人が人を呼ぶ。人が集まっていることで興味を持つ人もいるので、街宣は見ているだけでも意味があるのかなと思います。

新宿駅前の山添拓

共産党の若手人気議員の山添氏
7/9 22時頃マイクは持っていませんでしたが、マイク納の後本人との
2ショット撮影会を行っていました。
下馬評では当落ぎりぎりと言われていましたが、結果は上位当選。
こうしたどぶ板の活動が身を結んだのかもしれません。

SNSによる空中戦

主にnote・Twitterに投稿。YouTube・インスタ・TikTokは見る専で使用しました。

note

①読書感想文

推してる政治家のいる方は、noteに推してる理由等を書く人やTwitter、YouTubeでなぜ推薦するのかを記載する人も少なくないです。
本を出版されている方は「読書感想文を書く」ことも興味を持ってもらうフックとなり得るので良いのではないかと思います。

石井みつこさんと樽井良和さんの著書を読み、読書感想文をnoteに投稿。

樽井良和氏のサイン


参院選後、国民民主SESSIONの際に樽井良和さんからサインをいただきました。
著書は読者と作者の対話なので、その人のことを深く知る上では良いツールだと思いますが、インプレッションはあまり伸びませんでしたね・・・

栗下さんの30日連続対談スペースは全部拝聴したので、それについて感想文も書きましたがあまり伸びませんでした

②政党を推す理由を記載

自分がなぜ国民民主党を支持するのか、上松正和氏を推すのかもnoteに書きました。
こちらもあまり伸びませんでしたね。
ただ、他の方の国民民主党を推す理由のnoteは拡散・いいね数も高いので自分の文章力や拡散力のほうに問題がある気がするので、自分自身の課題とします。

Twitter

候補者のTwitterのRTはもちろん、ツイートによる応援も実施しました。
行った施策をまとめます
①ツイート

一番伸びたのは上記の夫との会話をツイートした内容。
藤末さん・栗下さん・赤松さんの3人が同人誌に強い政治家なので3人とも落ちたらヤバいよねという会話が万バズしました。

7/31時点のインプレッション

上記のツイートで一番批判がきたのはアンチ赤松によるクソリプ。
「インボイス」「改憲」などすでにデマやインボイス反対を表明しているにもかかわらず執拗にネガキャンがされていることを感じました。
自分は国民民主支持者なので、自民党の悪口言われても困るのですが・・・

推し政党の国民民主に関しては100いいね程度ですが、上記2つのツイートを見るに「一人だけ集中して推す」より、複数人ピックアップして選択肢を提示するほうが拡散される傾向にあるのではないか?と思いました。


①Twitterスペースのモーメント化
栗下さん・藤末さん・赤松健先生の3人はTwitterのスペースを録音していたので、モーメントにまとめて見やすくしました。

スペースは30日ほどで録音は消えてしまいますが、栗下さんの30日連続表現の自由スペースはYouTubeに掲載されているため、今でも聴けます。

個人的には対談すると予告しただけで「公認取り消せ」と言われた荻野議員との対談が伝説回ですね
荻野議員は栗下さんの元秘書でもあります。

藤末さんはNFTやweb3.0などの話も行い、表現の自由以外の分野の話も取り扱っていました。

②候補者のブログ・YouTubeのシェア
栗下さん・藤末さんはアメブロを書いているのでその記事を共有。

特に栗下さんは不健全図書の件で星崎レオ先生との対談記事は是非読んで欲しいと思います。

樽井良和さんが議員の時に赤松健先生と対談した際の動画を共有しました。

参院選の結果

参議院選挙2022特設サイトより、各党獲得議席表

参院選の結果は自民党の圧勝でした。

参議院選挙2022特設サイトより、各選挙区獲得議席図

一人選挙区は自民党の強さが特に目立ちます。
よく「議員定数を削減しろ」という方をみますが、定数が削減された場合少数派の意見が反映しにくくなるので自分は国政に関しては議員定数の削減には慎重派です。

参議院選挙2022特設サイトより、各政党比例獲得議席

参政党が国政政党入り。
集金方法や政策に疑問を感じる点はありますが、現行の選挙制度において知名度0から国政政党入りするのは簡単なことではない。
参政党から学べることも少なくないと思います。

全議員中最多得票で赤松健の当選

表現の自由候補のうち、当選したのは自民の赤松健先生と石井みつこ議員の2人だけという結果でしたが、赤松健先生の53万票は驚異的な数字だと思います。
「表現の自由」を打ち出すだけでなく、今までの実績や47都道府県街宣、忙しい合間を縫って投稿した書下ろしイラストや動画等を考えるとアニメ化して実績のある漫画家であっても楽してつかんだ票ではなく、努力の末につかんだ53万票だと思います。
ポスティングや会に参加したこともあり、石井さんの再選もうれしいですね。
60代の女性で表現の自由に関しても理解のある方というのは大変貴重な存在であると思います。

自分の応援していた候補の落選

知名度が低い人、支持率の低い政党は現行の選挙では不利。
れいわ新選組やNHK党や参政党がなぜ派手なことをするのか?
それはそうでもしないと国会に人を送り込めないからではないかと感じた結果でした。

私が今回の参院選で夫婦共に投票した上松正和さんは約2万票の得票で落選。

私自身、各政党の政策集を読み演説や政治家のツイートや発言を見て国民民主党が一番マッチすると思い党員になったため、今回の結果は非常に悔しく思いました。

このnoteの投稿が月末になったのは、選挙が終わってから悔しさのあまり自分の気持ちをまとめる時間がかかったためです。

最推し候補を当選させられなかったこと、推し政党の議席が2議席減らす結果になったこと。これは非常に悔しいです。
しかし、ガーシー等当選した人達や国会に行かない・仕事するかわからない人に投票した人達のことを悪くいう人にはなりたくない。
どんな結果であれ、投票した人は自分たちの権利を行使した。
結果は真摯に受け止めるとともに、今後も表現の自由を守る議員や候補者は党派問わず応援し、その中でも特に支持政党はプッシュしていきたいと思っています。

参院選後とこれから

参院選後

山田太郎議員のこども基本法シンポジウム
国民民主党の党員/サポーター限定Zoom会議
栗下善行再出発会とDiscordへの参加
国民民主党のこくみんSESSIONに参加しました。

選挙後に国民民主党のことを好きになった人から、フォロワーが増えました。
自分の基本姿勢は「対決より解決」
表現の自由を守ることや、景気・安全対策など政策ベースで考え、協調できるところは賛同し、国民民主党員ではありますが、他党の議員や候補者の支援なども状況に応じて実施を続けていこうと思います。
国難や、困っている人がいる中でそれを政局の材料にするのではなく、解決のために行動する。
それができる政党が国民民主であり、自分もそれを基本として動きたいと思います。

また、個人の反省点としては
「良い政策であれば読んでもらえれば伝わる」
と思っていた慢心があると思います。
どんなにいい内容であっても、読んで見てもらったとしても"理解"できなければ意味がない。
国民民主党や、推していた候補者の上松氏の政策は非常にいいものでしたが考えること・理解することが苦手な人に対しては難しい内容だと感じられていたということに気づかなかったのは盲点でした。

今後の対策としては
①アンチに叩かれやすい項目は反論をわかりやすい形(図・短文)で伝える
②政策も「読めばわかる」と思わず、だれが見てもわかる形に翻訳できるようかみ砕く
拡散力を高めるだけでなく「難しいかもしれないことをだれにでも伝わる形に変換する」ことを重視したいと思います。

特に、赤松陣営の図や漫画による実績や要点整理は秀逸でした。
他陣営に対して協力するとともに、良いところは積極的に取り入れて今後の選挙では生かしていきたいと思います。

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