色々な建玉操作を考えてみよう6
1単位buyからより上の水準で売買する方法
前回の記事では、1単位のbuyからより下の水準で売買する方法について紹介しました。今回は、1単位のbuyからより上の水準で売買する方法について考えていきましょう。
まずは、1単位のbuyから10pips上がった状態で、より上の水準でsellを持つ方法を考えてみます。
① buy(+10) + sell(-10) + sell(±0) + sell(±0) = 0
この操作は、1単位のbuyから10pips上がった時に、反対売買のsellを3回行うことで、損益を抑えつつ、1単位のsellを持つことができます。最後のsellでは、プラスになっている10pips分の損益を無視しています。
同様に、1単位のbuyから20pips上がった状態で、より上の水準でsellを持つ方法を考えてみます。
② buy(+20) + sell(-20) + sell(-10) + sell(-10) + sell(±0) + sell(±0) = 0
この操作は、1単位のbuyから20pips上がった時に、反対売買のsellを5回行うことで、損益を抑えつつ、1単位のsellを持つことができます。最後のsellでは、プラスになっている20pips分の損益を無視しています。
以上、1単位のbuyからより上の水準で売買する方法について、2つの例を挙げて紹介しました。このように、建玉操作を上手に行うことで、相場の変動に応じた有効なトレード戦略を構築することができます。次回は、複数単位の建玉操作について考えていきましょう。
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