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SGP 育成塾 第2回 & プロジェクト進捗報告
こんにちは、どるちぇとウェンディ(青柳)です。
2週間前くらいにコロナにかかり、10日間の長い隔離期間を終えました。4月から大学院も始まりいろいろ慌ただしいですが、今週も気持ち新たに頑張ります!
プロジェクトの進捗報告
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隔離期間で外には出られませんでしたが、マイクロ水力発電プロジェクトの成功に向けて着々と準備を進めています。
このプロジェクトでは、農業水路に小さな水力発電機を設置し、その電力で水路転落防止用のライトを設置するものです。
このプロジェクトにあたっては、発電機の選定、水利権などの各種行政手続き、自治体からの理解・資金援助、、などなど、様々な要素をクリアしていく必要があると考えています。
現在、ある事業者の協力を得て、行政にこのプロジェクトをプレゼンする機会を頂くことができそうです。そのための準備として、利権や行政手続きの調査、プロジェクトの新規性や事業性の深掘り、発電機器の調査を同時並行で進めています。
この規模の発電機はまだまだ実証事例が少なく、データも蓄積されていないので、事業性があるかどうかは、発電機メーカーとの話し合いや情報共有を繰り返して行く必要があると感じています。やってみないとわからないでは行政の方も動かないであろうことは想像できるので、どこまで解像度を上げることが出来るかが大事だと思います。
4月中にプレゼンできることを目指して頑張っていますので、応援よろしくお願いします!
講座の振り返り
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2022年4月10日にSGP育成塾の第2回が終了しました。
今回は「人類はどこに向かっているのか」をテーマに、
・CSRからCSVへの転換
・現代のビジネスモデル(広告業など)の本質と限界
・持続可能なビジネスのあり方の模索(コレクティブインパクト手法など)
・情報過多の現代における、情報を伝え広げる難しさ・行動に繋げる難しさ
について議論しました(他にもいろいろ)。
私はこれまで、大量消費・大量廃棄を促す現代のビジネスのあり方に疑問・憤りを感じ、傲慢にも上の世代の責任であると思っている節がありました。
しかし、今回の講義を通じ、サプライチェーン全体のビジネス構造が企業に大量生産を促していて、働いている当事者たちは自分の居場所を守るために必死になってその渦に巻き込まれているという構図があることに気づきました。
これまではこのビジネスモデルの負の側面を全て地球という環境が受容してきましたが、今やその許容量も限界に近づきつつあります。そんな危機に直面している私たちが取るべき次のアクションは何なのか。「脱成長」か「緑の資本主義」か。
「コレクティブインパクト型社会課題解決プロジェクトをたくさん作る」は、その次のアクションの一つであることを今回学びました。
一人が声を上げて周りの様々な属性の関係者を巻き込んでプロジェクトを作り、人・お金を集め社会問題解決に努める。この努力の波が隣の人・関係ない人にも伝播し、新しいプロジェクトが生まれる。そのサイクルこそが、主人公を「経済」から「人間」に引き戻し、社会を変える1つの手段になるかも知れません。
僕が立ち上げようとしているプロジェクトもこの考えに非常に近いと感じています。僕が声を上げることでたくさんの協力者が集まり、一つの事業が生まれます。これを見た別の地域の人が「これなら自分もできるかも」と新しいプロジェクトを立ち上げる。この循環の出発点として貢献できるのではないかと感じています。
まだまだ人類は次のアクションを模索しています。スティーブジョブズのような世界を変えてくれる1人の天才を待つのではなく、全員がプロジェクトリーダーになって同時多発的に社会問題を解決していくことが、1つの答えとしてあり得るのではないかと感じました。
今回は以上です。
ありがとうございました!