初めてのリハーサルスタジオ【ドラムを叩こう】
こちらの記事の続きです。
家に電子ドラムがあってもなくても、リハーサルスタジオに行ってアコースティックドラムを叩くことは大切なことだと思います。
この記事では、予約からセッティング、そして退出までの一部始終についての流れを説明させていただきますので、スタジオというものに恐怖を感じている方の助けにもなれると思います。
1.予約
空いていればいきなり行っても受け付けてもらえるかもしれませんが、予約したほうがいいでしょう。
いずれにせよ、カラオケのように「今から1時間」ではなく、0分や(場所によっては)30分からスタートします。
スタジオは【通常】と【個人練習】というのが存在します。
今回は、スタジオに一人で行き(場合によっては複数人も可能)ドラムを叩くことが目的ですので、この場合は【個人練習】としてレンタルすることになります。
☆MEMO☆
個人練習とは?
スタジオレンタルにかかる通常の値段は、場所や広さにもよりますが3,000円/1hくらいです。
スタジオ経営者はこの1時間3,000円で予約を埋めたいところですが、曜日や時間帯によっては空きが出てしまいます。
この空きを活用しないと収入は0円ですので、何かに使えないか?ということで、【個人練習】という貸し方で一人や二人のユーザーに安い値段でスタジオレンタルを提供しています。相場としては1時間500円、高くても1,000円はいかないはずです。
その代わり、個人練習はギリギリ(前日の夜とか)にならないと予約することはできないので、予定通りにいかないこともあります。
(予約が可能となる時間はスタジオによって変わりますが、スタジオNOAHさんは前日の21寺からweb予約が可能です。)
スタジオによって予約開始時間が違ったりするので、よくわからなかったらとりあえず電話してしまい
「明日の個人練習は受け付けておりますか?」
と聞いてみるといいです。
ちなみに時間ですが、初回は1時間あればいいと思います。
電話の内容は大体こんな感じでしょう。
(スタジオ)お電話ありがとうございます。スタジオ〇〇です。
(自分)明日の個人練習を予約したいのですが。
(スタジオ)ありがとうございます。会員番号を教えていただけますか?
(自分)初めての利用です。
(スタジオ)かしこまりました。お名前とお電話番号を教えていただけますか?
(自分)△△と申します。電話番号は080-xxxx-xxxxです。
(スタジオ)確認のために、こちらから折り返しお電話をさせていただきますので一旦切らせていただきます。
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(スタジオ)スタジオ〇〇です。△△様のお電話でいらっしゃいますか?
(自分)はい、そうです。
(スタジオ)個人練習をご希望とのことですが、何時ごろをご希望でしょうか?
(自分)18時から1時間は空いておりますか?
(スタジオ)はい、空いております。大きい部屋と小さい部屋がありますがご希望はありますか?
(自分)小さい部屋で大丈夫です。
(スタジオ)かしこまりました。何かレンタル機材はありますか?
(自分)特にありません。
(スタジオ)それでは、明日の18時からAスタジオを確保させていただきました。初回は会員登録がございますので、10分くらい前にお越しください。
(自分)承知しました。よろしくお願いします。失礼します。
多分、こんな感じになると思います(我ながらいい感じにシミュレーションを書けたと思います笑)。
予約は基本的に受け答えしていれば問題なのですが、事前に注意しておきたいことは先ほどのシミュレーションの太字の部分です。
1つ目は、個人練習だということを伝えることです。
言わないと通常の予約になってしまう場合があり、莫大な金額を支払うことになります。
聞かれないこともありますが、2つ目はスタジオの広さについてです。聞かれる場合は広さによって値段が変わるということです。
今回はドラムを叩くことだけが目的なので狭い部屋で問題ないです。
3つ目は、重要というわけではないですが、「レンタル機材はいらない」ということです。ドラムセットは備わっているのでここでいう必要はありません。
ちなみに、スティックは貸してくれないので事前に自分用を用意しておきましょう。
2.受付
電話で言われなかった場合もおそらく初回は会員登録の作業が発生しますので、少し早めにいくのがベストでしょう。
受付に行き、「18時から個人練習を予約している△△です。」と伝えてください。
時間が早い場合は、呼ばれるまでドキドキしながら待っていてください。
「△△さん。Aスタジオへどうぞ。」
3.入室
呼ばれたら自分だけの空間に入室します。
スタジオ独特の防音扉です。レバーを下げてしっかり閉めましょう。
4.ドラムのセッティング
5個の太鼓と数枚のシンバルがあるので戸惑ってしまうかもしれませんが、今回はバスドラムとスネアとハイハットシンバルを叩ければいいので、その3点をセッティングしましょう。
まずは、椅子。
好みにもよりますが、座った時に膝の角度が90〜100度くらいになるよう高さを調整しましょう。
高さは、2つあるうちの下のネジを緩めて、椅子を回転させると変わります。
そうしたら、座って上から見たとき、バスドラムの表面と太腿が垂直になるように座りましょう。そして、バスペダルに足を乗せた時にスネと地面が垂直になる部分に椅子や体を調整します。
次はスネアドラム。
右足を軸に適当に足を広げ、左右の足の間にスネアドラムが位置するようにします。
高さはだいたい膝より少し高いくらいがいいと思います。
最後にハイハットシンバル。
これはあまり正解がなく、好みを見つけるために微調整する必要がありますが、まずは先ほどの左足に合わせて置いてみましょう。
高さは、スネアドラムから30センチ前後上が良いかと思います。
しかし今回はここに多くの時間を取らず、適当に仕上げてください。
ちなみに、体の正面はドラムセットと平行ではなく、スネアドラムの中心になりますので覚えておいてください(斜め左を向くことになります)。
5.叩こう
適当に遊べばいいとは思いますが、やることがわからなければ誰もが通る8ビートでも叩いてみましょう。
6.退出
多くの場合、終了時間の5分前(今回の例で言うと18時55分)になるとノックや電気を一瞬消してからスタッフの人が入ってきます(部屋にある電気がピカピカ光る場合もあります)。
その時間まで練習していて構いませんが、その時間がきたらすぐに練習は止めましょう。
片付けは積極的に手伝わなくて構いません。早くその場を去ることが一番です。
スタッフさんがすべて元どおりにしてくれます。
7.受付
スタジオによりますが、多くの場合、料金は後払いです。
「Aスタジオ終わりました」などと受付の方に伝え、料金を払い、会員カードを受け取って帰ります。
終わりに
楽しければぜひドラムを趣味にしてみてください!
私はnoteで未経験者が順番に取り組めるようなレッスンを配信しておりますので、練習方法に迷われた方はぜひ使ってみてください!
https://note.com/dolce_drum/m/m54fa5478bff2