あなたに届け!教職員組合のコト!
すべてのみなさんに〝お疲れ様〟とエールを。
学校が休校になって3週間くらいが経過します。
全国各地の学校では、休み中の子どもたちのことを考えながら、学校はどう再開できるのかということを考えていることと思います。新型コロナウイルスに感染したみなさんにはお見舞い申し上げるとともに、日常とは異なる対応にあたっているすべてのみなさんに「お疲れ様」とエールを送り合いたいと思います。
さて、そんな中でももうすぐ新年度を迎えます。
人事異動があり、職場の中での校内人事があり、新しい1年がスタートします。
「入学式ができるのか。1学期始業式を当初の計画通り迎えられるのか」ということは、今はまだ予想がつかない状況です。それでも、4月1日を迎え学校の新しい1年がスタートします。
困った時こそ、知恵を集めて。
2月26日以降、私たち教職員組合は様々な場面で知恵を寄せ集めてきました。
市町村による主体的な判断により「一斉休校」について考え合うこと。
学校が休みになることによって生じる働く上での困り感について。…などなどとにかくたくさんのことを話題にしては知恵を寄せてきました。
臨時休校によりお子さんの面倒を見る必要がある先生方の対応に関して、みんなで情報を共有。
非常勤職員のみなさんの職の確保については文科省通知をもとにTwitterで拡散。「仕事を続けられることになった」と喜びの声を聞きました。
「困った時こそ力合わせができるんだ」―――そう感じる瞬間がたくさんあったこの数週間です。
この春だから、教職員組合は…
いつもと違った光景の春がやってきそうです。
チラシを配ったり、新年度の教育講座運動を企画したり、組合の歓迎会をしたり…という教職員組合のいつもの春の光景はどうしたらいいんだろうと考えます。
もちろん、コロナが収束して気持ちよく外出できるようになるのを願うばかりです。そう願いながら、同時に今年の春の教職員組合運動は、いつもと違った形で「教職員組合運動のワクワク感」を伝えていく必要があると考え始めなければいけないのだろうと思います。
職場単位での集まりを豊かにしていくことなのかもしれません。
そうした営みをつないでいくことで激励と力合わせをしていくことなのかもしれません。
もしかしたら、SNSを活用することもできるのかもしれません。
今までにない方法で、教職員組合運動が元気に動いていることをみんなで確かめ合いながら、ひとつひとつの取り組みをいつもにまして丁寧に進めていくことが大事なんじゃないかと思います。
そんな積み重ねによって、「教職員組合ってなんか楽しそう」「頼りになるね」というように、たくさんの方に届いていったらいいんじゃないかと思います。