投票に行かない理由

どーーーしてもこの気持ちを吐き出したかったのでつらつら書きます

一回だけ投票しに行った記憶がありますが誰に投票したかは多分次の日には忘れてました、それ以降行ってません。
途中まではフワフワした理由で投票行きませんでした。
・めんどくさいから。
・行く時間無いから。
・誰に投票すればいいのかわからないから。
多分こんな感じです。

で、これらはフワフワし過ぎてて理由になりませんよね。
どこでも書いてありますけど、
・めんどくさいから。
→気持ちはわかるけどちゃんとした理由にならない。
・行く時間無いから。
→たかが30分さえも取れないような状態が毎回ではなかったし、そもそも期日前投票があるので理由にならない。
・誰に投票すればいいのかわからないから。
→調べようとしていない時点で理由にならない。

という感じになると思います。
そりゃそうだって感じですね。
周りのほとんどは投票行く人達ばっかなのでこの話題になると口を閉ざすのが常だったんですけど(今もそうだけど)
ここ数年は、「調べて探せば投票に行くだけの理由がどこかに書いてあるのではないか?」と思い調べるようになりました。



そう思って調べ始めると、別の観点で投票に行くだけの納得する理由がどこにも書いていないことがわかりました。
一週間ぐらい選挙のことに関して調べ続ければもしかしたら出てくるのかも知れませんが、そんな時間をかけたくないし他にやることややりたいこともたくさんあります。当然生活を優先するに決まってます。
それでも納得が行かないので色々漁りましたがダメでした。

よくある「投票しない人を黙らせる言葉」を思い返しながらそれに対する反論を書いていきます。


※注意※
「もしかしたら私はここに書いてあるこんな人の像と同じかも」などと思われることが書いてあり、しかも該当者の心に槍をグサグサ刺すような現実を突きつけている場面が幾つかあります。
心の弱い方は読まないことをオススメします。
ちくちく言葉じゃ済まない。

・反論

1 [誰に投票すればいいのかわからないなら調べろ]


調べる時間が死ぬほど必要です。
立候補者のホームページから政策や今までの実績をまずは見るでしょう。
しかし、自分の事を書いてあるホームページなので客観的にはなりきれない部分があります。
なのでその人に関連する団体や人物についても調べるでしょう。
それからその人が過去にどんな発言をしたのか。
その人に対して否定的な意見や批判は何があったのか。
感情に身を任せて事実を盛ったり切り取ったりしてる人もたくさん居るので、様々な情報を比較してどれが真実なのか見分ける必要もあります。
何よりその人の素の顔、性格はどんなものなのかも明らかにしなければなりません。

たった一人の立候補者に関わる情報だけでとんでもない量になると思います。
人は誰しも失敗するものですから、ちゃんとした批判や過去のミスも当然あるでしょう。したくて失敗したわけじゃない人はたくさん居ます。
どっちも全部受け止めて、この人に投票するか否か?
今かなりざっっっっくり書いたので、もっと多くの要素を調べる必要があります。
「そこまでしなくても大体わかる!」って言う人は理由になりません。
大体で決めてもその人がどう考えどうするのか具体的にはわかんないでしょ?わかんないのに投票してるの?と言葉の槍を投げてしまいそうです。

ということで、調べるのに私生活のかなりを犠牲にすると思います。僕には無理ですしやりたくありません。
労力に報酬が見合ってればやるかも知れませんが、見合ってるとは全く思えないのでやりません。


2 [投票しないなら今後の政治に文句は言えないよね]


文句言ったり言わなかったりして何か変わるの?
お前は文句を言いたいから投票してるのか?それはマジで言ってるのか?
この言葉を聞くたびに「何故"文句"などという言葉を出してしまうのだろう」と思ってしまいます。残念だけどその言葉で性格さらけ出してると思うので言わない方が良いと思います。
投票するのは国が良い方向に行って欲しいから、自分の生活が良いものになって欲しいから、などなど希望を持って行くのではないのですか?
対して投票に行く人を増やす理由にはならないでしょう。そんなんで投票数が増えるなら今頃投票率はもっと上がってるはずです。

じゃあ仮に投票しなかったことで政治に対して全てを受け入れなければならないかって言うとそれも違うんじゃないかと。
「税金は誰でも払ってるじゃねーか」という反論は筋違いだと思うので無しで。今税金の話してないから。
投票をした人でもいざ政治が始まって自分の思うような世界になってない!って人は山ほど居ると思います。
投票しなかったことによる明確な政治への影響が見えないんですよね、「お前が投票しないことでこんなことになってしまった!」を具体的かつ納得いく理由で説明できる人が居れば話を聞きたいです。

ちょっと話逸れたけど、文句どうのという言葉は理由にならんということです。

3 [投票した人が落選してもそれは「反対票」になって意思を示せる]


きっと僕の勉強不足なので、反対票が多かった時と少なかった時で議員の動き方がどう変わったとかそういうデータを見たことがありません。
意思を示しても聞いてくれるかどうかなんてわからないのと、何千何万とある票のうちの1票なので意思を示せてる気には全くなりません。
悪いけど、それで意思を示せてる!って思ってる人は意識がフワフワしたままなんじゃないでしょうか?
(でも現実を見るのはかなり苦しいことなので、個人的には意識がフワフワしていた方が幸せに生きられると思います。絶対その方がいい。)


4 [年代が低い人が投票しないと高齢者向けの政策ばっか打ち出してくるから、なんでもいいからとにかく票を入れに行け]


それ言って若い人の投票率が格段に上がってたなら僕も希望を持って投票しに行ったかも知れません。ですが若年層の投票率を見るとどうやらその言葉は大して響いていないようです。
説得力が薄いんですね、行くだけの強い理由にならない。
それと、現状で満足してるわけじゃないけど投票に行こうとする熱が無い人はそんな言葉じゃ行かないですよね。現状で妥協する人達の意思はかなり固い。
妥協する人達の理由について全てを説明しきれるものがありますが後述します。



多分調べればもっと出ると思うんですけど僕もそんなに時間割いてる場合じゃないのでこの辺で。

ここからは反論ではなく投票に自分が行かない理由、他に投票に行かない人の理由として推察できるものを書いていきます。


・投票しない理由

1 [たかが10、30分だとしても時間使いたくない]


これを覆せるだけの理由がまだ見つかっておりません。どこ?
自分の時間を少しでも増やしたいタイプなので必要ないものはカットします。休みの日でも、仕事がある日でも。
仕事があるなら帰り際に期日前投票→早く帰りたいっつってんだろ
休みの日なら用事がてら投票行ったら?→休ませろ
お前の家から投票所近いじゃん!→僕の話聞いてた!?
こうなります。
しかし投票をすれば連携している店舗での買い物でクーポンがあると見たので調べました。

残念ながら利用する店のクーポン、割引はありませんでした(普通のスーパーで5%引きとかいうクーポンでも出てたら流石に投票所に寄っていた可能性があります。)
投票行ってその場で何か貰えるわけでもない、投票増やすためにそんなことしてたら選挙管理側の苦労は洒落にならんし経費もとんでもないことになります。多分そうはならんと思います。(クーポン連携する店舗があるってだけでも相当頑張ってると思う。)


2 [人間多すぎる]


当たり前ですが人間が多すぎます。100人しか居ない地域で立候補者が2人!どっちに投票する?なんて言われたら流石に調べます。1票のパワーがでかい。
1000人居る地域で立候補者が2~3人!なんて言われたらもうこの時点で1票のパワーが怪しくなってくる。
動画で「1票差で当選と落選が分かれた事例」を見た時にはへぇ~~~と思いましたが、その数2件。(他にも僅差で当選落選が分かれた事例はあると思います。)
何万何十万とある票でそのようなことが起きる可能性はまず低い。まぁ普通起こらないでしょ、と考えるのが自然ですね。
ただ、仮に1票差で結果が出て「お前が投票行ってたら明らかに結果変わってただろこれ!!」なんて言われても、「どっちが当選したか結果は変わったかも知れないけどそのあと政治がどうなるかなんて予測つかないしマシな方を選んでどうなるかも調べる時間が無限に足りねぇよ」といった理由で返せてしまいます。僕は、ですが。

あと、周囲に影響力のある人間であれば「たかが1票」にはならないんじゃないかと。
「俺はこの人に入れる、皆ももし良ければ!」でついてくる人が十人前後居ます、という状況なら投票を考える余地は十分あるんじゃないでしょうか。
家族や親戚がこの人に入れるから、なんて理由でそのグループが同じ人に票を入れたら割と票数を稼げると思います。

言ってしまうと、影響力の無い人間は「たかが1票」にならざるを得ないのは当然ですよねということです。
これザクザク言葉なのでご注意を。明日には忘れて下さい。


3 [投票でいい世の中にするには障害が多すぎない?]


見事当選しました!公約果たしていきます!頑張ります!
本当に頑張って下さる方もたくさん居ます。さっき見て来ましたが、JAPAN CHOISEに書かれてる「公約実現度」は凄いわかりやすいなと思いました。
(見たい方はggってね)
ただ、それらを踏まえた上で
「様々な事を実現するために障害が多いよね?」と思っています。

給料が低い!
→職種による上に生産性が無い職業や、税金が給与となっている職業に関しては問題が山積み
給与増やします!なのでそこに使う税金の割合増やします!なんて簡単なことは出来ないし税金の使い道は山ほどあるわけだから滅茶苦茶しんどいでしょ。
国の指示で給与高く設定しても実際そうはなってない企業だのはわんさかあるしとんでもねぇサービス残業を繰り返す人は未だにたくさん居るし、よほど厳しい罰則だの監視体制組まないとそんなん消えないよ。しかもそれらを進めようとしたら不満を言う人は居るし監視するにも労力しんどいしみたいな感じで、上からの指示ではどうにもならないことが無限にある。
こんな現実を見て、「投票して当選した人がじっくりやって成功させてくれる!」って思えますか?素晴らしい公約が実現不可能でした、なんて言われてもどうしようもなくね?という現実があちこちに転がっています。皆普段目を向けないだけで。
ほぼ間違いなくこの人が動けばなんとかなる!なーんて状況が全く見えてこないので、行きたくない理由を覆せないんですね。


4 [考える余裕も投票に行く余裕も無い人が多すぎる]


(後述すると言っていたのはこの部分です。)
3でも触れましたが、仕事して食べて風呂入って寝て(風呂入れてない人も居る)、また仕事して、休みの日は寝る事しか出来ない。
そんな人に「誰に投票するかちょっと考えて、投票行って」って言えますか?僕は無理です。
もしその人が「なんでもいいから入れればいいんだろ」で決められる人なら可能性はあります。というかそんな人は既に投票してそうですが。
ちゃんと考えない投票をしたくない、という意思が根底にある人なら「考える暇もないしやめよう」で選挙に対する思考は終了します。どんな理由を並べられようが、それを聞く時間も心の余裕もありません。

で、多分こうなってる人の数がまぁまぁ多い。
今仕事をしてる人だけに限って書いてるようですが、考える余裕も行く余裕も無いというのは病気で動けない人達もそうです。一番は心の病気。
(伝わりやすいので心、と書きましたが個人的には全部脳の病気だと思ってます。ストレスで神経は焼き切れるんですよね。だったら性格とか行動にも当然影響出るに決まってるでしょ。)
普段生活するのが限界な人にそれは無理があるし、割と多いので。
ただ日陰者はマジで表に存在が出てこないので、知らなくても当然だよねとも思います。正直に言うと知らなくていいと言い切れるような層の人達が山ほどいるので、そういう人達が存在するよということだけ知っておいてもらえればって感じですが。
(あらゆるケースを考えたら「投票に行け」は言える言葉ではないですが、言ってる人達はあくまでも「投票に行く余裕のある人」に向けて言ってると思うのでそこは誤解なきよう。
そういう人達の存在を伝えれば「そういう人達に言うのは流石にしないよ」って言って下さる方がほとんどだと思います。多分。多分な!)

現状で妥協せざるを得ない状況というのは想像以上に根深いものです。
(余裕を作ろう!とか言っても家庭環境だとかetc……書きたくないおぞましい現実が山ほどあるから僕は何も言えません。)

※僕は考える余裕も行く余裕もある側です。
なので今書いた内容は僕には当てはまりません。


・最後に

投票に行かない理由、大体は以上の理由です。
しかし、選挙に立候補する人の中には何らかの確固たる信念をもって、本気で誰かのことを考えてくれる方が居ると思います。
で、実際に誰かを救う人も居ます。というか、どんなにヤベー人だとしても立候補まで行けるんだから少なかったとしても誰かの心を救っていることには間違いないんじゃないかとは思ってます。
それと、投票に行くぞ!皆も投票してくれ!って言ってる人達のほとんども、善意だらけだと思ってます。
少しでも票を入れて良くしていこう!っていう気持ちは真実だと思うので、もし投票に行かない人達がこれを見ていたら……投票に行ってる人達の純粋な気持ちも汲み取ってあげて欲しいです。
(中には人に投票することを強要するような言動、投票してない人に対して苦言を呈する人も居ると思います。
ですが、彼ら彼女らも悪意でもって言ってるわけではありません。
攻撃された!と思ってその人達の主張をないがしろにするのはもっと良くないと思います。
もちろん強要や悪口は良くないけど、その人達にもちゃんとした気持ちがあるんだよってことを頭の隅に置いてあげて欲しい。)
僕はこれらを踏まえた上で投票に行ってない人です。
説明口調になってはいますが、受容も許容も、理解もしなくていいです。あくまで僕個人の意見なので。

完全に走り書きなので多分読みにくいですが、僕が気持ちをただ書いて残しておきたいだけの自己満足なのでご了承を。


あ~書くの疲れたけど気持ちを吐き出すのはスッキリするな~
またなんかあったら記事書きます。

#政治 #選挙 #投票


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