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巨人の肩に乗る、ことを知らん奴が多すぎる
▼過去のパワハラ野郎を論破している動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=LorpMS1AjvA
▼メンバーシップでは今後の活動や適当なぶっちゃけ話が聞けます!
https://stand.fm/episodes/62e85c75a6433f622402debc
▼音声を聴きながら読むと、理解しやすいかも
https://stand.fm/episodes/62e8f6d6a6433f622402eb59
今日はですね、自分の頭で考えたことが「すごい大発見だ」「俺だけが見つけた方法だ」みたいに思っている人が多いよね、ということですね。
ネット上の情報って、見てみると、それもうだいぶ前に解説されているよね、っていうことがゴロゴロ存在しているんですよね。
例えば、僕がよくツッコむ「ビジネス書のリーダーシップの本」なんかは、
「それドラッカーさんのマネジメントとリーダーシップと一緒じゃん」とか
自己啓発本みたいなものも
「いや、それデールカーネギーさんの人を動かすじゃん。アドラーさんの話じゃん」
みたいなことがめっちゃ多いんですよ。
ビジネス書だけに限らずに、素人の投稿でもよく恋愛の人間関係とか書いてる人もいますけど、あれってもうだいぶ昔に解説されていますよね?
付き合ったらこうだった、結婚したらこうだった、別れたらこうだった
「いや、それ夏目漱石が明治時代にもう書いてるって」
って思わず突っ込みたくなるものばかりなんですよね。
新しい知識や技術の進歩って基本的には先人たち、つまり昔の人の知識の積み重ねを見ることで、初めて行われるものなんですよ。
これをフランスの哲学者ベルナールさんは「巨人の肩に乗る」と表現したんですね。
人間が今までやってきたことが積み重なって、それが大きな巨人のようになって、今を生きる僕らは巨人の肩に乗って、世界を見渡せることができることから、こう呼ばれるんですよ。
以前の放送でも言った、ローデータを見る、とかもうそうだけど、いちいち自分の頭で思いつこうとして、ろくに調べもしないで考える人って、この巨人のように積み重なった知識を無視して、一番下の知識を考えようとするから、無駄なんですよね。
プログラマーの世界で「車輪の再発明」という言葉があるけど、あれと一緒で、車輪というのはもうあるんだから、また一から車輪の作り方を頭で考えても意味ないでしょ?
つまり考える必要のないことを考えて、いたずらに時間を過ごしている人が多いよね、っていうことです。
情報っていうのは基本的には、ローデータ、一次情報、つまり情報の出所からきちんと調べることが大事で、それが先人の知識を知る、つまり巨人のように積み重なった知識を知るということになるんですよ。
また聞きのまた聞きのような情報ばかりがある、ネット上の情報を鵜呑みにするんじゃなくて、きちんと調べて歴史を知ってから、自分の頭で考えることに意味があるよねってことでした。
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