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仕事が下手な上司

▼音声を聴きながら、読むとより理解しやすいかも


先日僕の職場で実際にあった話ですが、僕の上司にあたる人が、リーダーしてちょっとやらかしちゃった話があるんですね。

僕はそれを見たときに

「あぁこの人は本当に仕事が下手だな」

とつい思ってしまった出来事があったので、上司として仕事が下手な人の話をします。

そもそもどんな事があったのかというと

僕の上司にあたる人が、役職を持つ他の課の人たちに向けて、スカイプでメッセージを送っていたんですよ。

その内容が

「変化をしなければ時代に置いていかれる。変化をできない君たちはダメなんだ。忙しいを理由にして、言い訳をするやつはダメなやつだ」

って書かれていて、最後に

「この動画でも変化する事の大事さを言っている」

って言って、YouTubeの動画が貼り付けられていたんですね。
その動画のリンクを開くと、勝間和代さんの動画がバッて出てきたんで、僕は秒速で消しちゃったんですけどね。

このメッセージの内容を見た僕の感想としては

「この人は本当にリーダーの仕事をわかっていないんだな。人を動かすのが下手だな」

と思ったんですね。

上司の仕事って、やっぱり人を動かす事なんですよ。
人を動かすためには、部下が自分から動けるような環境を作る事が大切なんですよ。

自分から部下が動くためには、部下が上司に対してのある程度の信用が必要になってくるんですよ。

つまり上司が部下を、日頃から大切にしているかどうかっていうのは、結構大切な要素になるんですね。

少なくとも部下の顔を潰すようなこととか、恥を欠かせるようなことは御法度なんですよ。
やっちゃいけないことなんですね。

ちょっとリーダーシップとかコーチングを学んだ事がある人はわかると思いますが、相手にネガティブな感情を与えて、動かそうとするのって基本無理なんですよ。
とゆうか、ネガティブな感情を人にぶつけるのって意味がないんですよ。
逆に、部下の立場の人は意地でも動かなくなる可能性が高いんですよ。

で、この上司の発言って部下を貶しているじゃないですか。

「だからお前らはダメなんだ」みたいなことでしょ。

こんなこと言われて、この上司についていきたいと思いますか、という話ですね。

まずならないでしょ。

あと、自分の言っていることの説得力を上げるために、YouTubeの動画を貼り付けるのも微妙で、この上司のことを嫌いじゃない僕ですら見なかった動画を、他の貶されている人が見るかな、という点ですよね。

おそらく誰も、その動画見ないで、愚痴言って、終わりですよ。

もし人を動かしたいのであれば、自分のお願いを聞いて欲しいのであれば、相手のことを考えるというのが一番ですよね。

僕がこの上司ならみんながやりたくないことをとにかくやって、誰よりも努力するかな。あとは定期的に部下のヒアリングをするかな。

それで浮き彫りになった問題をひとつひとつ片付けると思いますね。

あとは、絶対にえこひいきはしないで、良いことをした人は、みんなの前で褒めて、ダメなことをした人は、裏できちんとケジメをつけさせるかな。

みんなに変わって欲しいと思うなら、みんなに、誰よりも自分が変わるところを見せて、結果を出すことを見せないと、やっぱりついてこないですよ、部下は。

仕事ってどこまでいっても、「人のことを考えること」なんですよ。

だから「あぁこの人は本当に人の気持ちがわからない人なんだな」と思われたら、社会人としてはダメなんだろうな、というのが僕の本音ですね。

なので、今回はリーダーシップの本をご紹介しておきます。

▼今日のおすすめ文献はこちらじゃないですかね


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