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【名著をゆる〜く解説】人間関係をぶっ壊す思い込み『認知バイアス事典』

▼音声を聴きながら読むと、理解しやすいかも


今日は思い込みの話ですね。
人間ってそもそも思い込みがありますよ、という話ですが、この思い込みって知っているのと知らないのでは、やっぱり違うんですよね。

例えば、僕は職場で4月に病院の中に桜の木を咲かせるつもりなんですよ。
で、そこで患者さんとお菓子を食べてお花見をしようと思っているんですね。
だから僕は仕事の合間で段ボールを持ってきて、潰したりしているんですけど、知らない人からすると、「あいつは遊んでいる」って思って、怒る人がいるわけですよ。
でも意図がわかると、患者さんの笑顔のためにやっているし、看護師さんの笑顔を作るためにもやっているわけだから、超仕事をしているわけじゃないですか。

つまり相手の行動とか言動とかの意図がわからずに、勝手に自分で思い込んでしまって怒って、人間関係を悪くしてしまう人がいるんですね。

こうゆう人の現象を

「ダニング・クルーガー効果」

ってやつです。

知らないくせに、自分の思い込みで勝手に決める人ですね。

もっと言えば、「バカほど、自分は偉いと思い込んでいる」やつですね。

井の中の蛙、とゆうか、知識不足・情報不足から自分の能力を過大評価してしまう思い込みですね。

これって結構やばくて、ダメな上司ほど偉そうにしたりするじゃないですか。
あとは頭の悪い奴ほど、やたら高圧的だったりする奴です。

いわゆるコミュニティの害虫ですね。
職場の害悪です。

こうゆう人の特徴として「メタ認知ができていない」っていうのが挙げられるんですね。

「メタ認知」=「より高次の」

つまりより高度な考えができている。もっと言えば、客観的に見ているということです。

だから「メタ認知」ができないということは、自分の能力不足や、自分の落ち度が分からないんですね。

つまりですよ、自分自身のことすら把握できないということは、他人のことなんてもっと分からないんですよ。
だから「あの人はこうゆうやつに違いない」とか「あいつはこう言っていたから、きっと考えているに違いない」っていうのは、「ダニング・クルーガー効果」の可能性が高いです。
要は自分勝手な思い込みの可能性がかなり高いので気をつけてねってことですね。

こうゆう思い込みが激しい人たちってIQとかEQとかの数字が低いことがわかっているんですね。
物理的にバカなんですよね。
本当に「井の中の蛙」という言葉がぴったり当てはまる人たちで、外の世界を知らないで、自分の実力を過大評価しちゃっているんですね。

例えるなら、高校の文化祭でバンドをやって、めっちゃ人気だったけど、いざプロを目指すと、鼻くそみたいな扱いをされる奴です。
狭いコミュニティの中では成り立っていたけど、一歩外出ると、全く素人と変わらないレベルなんだっていうことに気づく奴ですね。

でもこの「ダニング・クルーガー」って実は改善することもできます。
自分と相手の、実力や能力を正しく評価できないってことは、逆に言い換えれば、きちんと知識と能力を身につければ、正く評価できるんですよ。
だから「なんでこうなっているんだろう」とか深く考えたり、勉強をして知識を身につけることで、改善は可能だっていうことです。

つまり現状に満足していて、ろくに勉強をしない人ほど、この「ダニング・クルーガー効果」に陥っている可能性が高いので注意しましょう。

結構ね、医療従事者には多いですよ。
10年とか経験あって、そこから勉強していないとかね。
それで、自分のやり方や考え方は正しいとかね。

老害と呼ばれる人たちもこれですね。
自分の経験から学んだことは正しいって奴ですね。

たかだか、数十年の同じ環境で同じような人たちの中で、生きていきたサンプル数いちが、そんなに正しい考え方できるわけないのに、自分の考えは正しいんだって思い込むおじいちゃんとかがこれですね。

はっきり言ってこうゆう人はただの害悪です。
周りに迷惑をかけちゃうので、まじで気をつけた方が良いです。

未熟な人が陥る思い込みですね。
まさに「井の中の蛙大海を知らず」という、外の世界に出るために知らなければいけない痛みというわけですね。

▼YouTubeではこんな動画もあるよ


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