質問をするときはベストを尽くすことを忘れない
みなさんは仕事をしていて、いろんな人と出会うと思いますが、すぐに質問をしてくる人とか、すぐに話しかけてくる人とかっていますかね。ちょっと自分が調べれば分かるようなことを、わざわざ相手の時間を奪って質問してくる人っていると思います。僕はこうゆう人たちのことを「時間泥棒」と呼んでいます。今回はこの「時間泥棒」についてのお話をします。
時間が大切である、っていうのはよく言われる言葉で聞いたことあると思いますが、ここの意味をきちんと理解できていない人が多いなって思うんですよね。
時間って、自分も相手も平等に持っているものじゃないですか。この時間だけは何をしても取り戻すことはできないですよね。
だから、この得る事ができない時間という資源を無意味に相手から奪う行為は犯罪であるっていう意味なんですよね。
で、だ。
ここからが、僕もよく職場でされることなんですが、相手にいきなり話しかけたり、急に質問をぶつけてくる人がいるんですけど、この時に相手に聞きたいんですよ。
その質問をする前に、きちんと自分で調べたの?って思うんですよ。
よく質問で「これ教えて」みたいに、雑に僕に絡んでくる人がいるんですよ。
いやいや、お前どんだけ失礼なの、って思っちゃうわけですよ。
君がね、雑に「これ教えて」って言って、僕の時間と労力を奪おうとしているけど、その見返りは僕にあるのっていう話なんですよ。
詰まるところ、話しかけるもしくは質問をするっていうのは=価値の提供なんですよね。
ちょっと難しいですかね、分解すると、
「その質問に答えて、僕になんの価値があるの」っていうことなんですよ。
当然ですが、急に話しかけたりした場合、話しかけられた相手の労力を奪ってしまうわけだから、相手にそれ相応の価値を提供しないといけないんですよね。
ここを考えないで、相手に話しかける、っていうのは相手のことを尊重していない行動になるので、失礼になってしまうんですよ。
だから急に話しかけたりとか、質問をしている人がいたらそれは気をつけた方がいいですよ。
ただしこの話には実は例外もあるんです。
それは心の距離が近い、関係性のできている間柄であれば、免除されることもあると思います。
ただ基本的には急に声かけたりするのは、やめた方がいいんじゃないかな、と思います。
価値の提供についてですが、これはなんでもいいと思います。
相手が喜んでくれるものであれば。
楽しい時間を提供するでもいいだろうし、相手を称賛するでもいいし、とにかく相手のためになること、相手が得だと思うこと、相手が価値があると思うことであればなんでもいいと思います。
後は質問をする前に、その質問について、自分がきちんと調べているのか、というところですね。
ググるなり、本で調べるなりして、最善を尽くしたかどうかはかなり大事ですよ。
僕ならググって調べるし、本でも調べるし、それでもどうしてもわからなくて
「すみません、自分で調べても分からなかったので、申し訳ないんですが教えていただけませんか」
って聞くことは、これはOKだと思っています。
この考えは目上の方や頭のいい人を相手にする時には特に大事な考え方になりますね。
人に話しかけるなら、最低限自分ができるベストは尽くしましょう、っていうことですね。
逆にそれをしない人だと、「あっ、ここで手を抜く人なのね」って思われて、もう2度と仕事をお願いすることがなくなると思います。
人を大切にできないで、自分本位で適当な質問の仕方は嫌われますよ、っていう話でした。