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読奏劇<制作話4>
●Dream Stage -読奏劇-とは?<制作話>
キャッチコピーは『パブリックドメインとなった国内外の名作を、音楽のMusic Videoのように演出するライブ配信・朗読劇』。
[Official Web Site]https://dreamline.link/dream_stage
[YouTube]https://www.youtube.com/channel/UCqtv2T_19o9eIB4ynYqejAg
2020年8-11月に配信された第1回「読奏劇」についての制作話を不定期に投稿致します。皆様から頂いている様々なリクエストに対する回答もところどころに盛り込んでいければと思っています。
★制作話 #4 (目安:2分30秒)
キャスティングに関しては、生配信トーク中にお話した事や、インタビューで公開されている内容をベースに書きたいと思います。キャスティングでは最初お二人の方へ、ほぼ同時にお話をさせて頂きました。その一人が太田基裕さんです。新企画で、しかも普段のフィールドとは違う音楽プロダクションが制作する企画にご出演を快諾頂くというのはチャレンジングな決断だと思います。今回ご出演頂いた全ての方へ改めて感謝申し上げます。
さて、太田さんには本企画をご提案させて頂いた時に「誰もが馴染みのある作品はありか?」というお話を頂きました。びっくりしました。聞いてみると、当初私が鎌田さんへ持ち込んだ企画コンセプトと同じだった為です。「文豪読奏劇(仮)」の企画書を持ち込んだ私は、とっさに鎌田さんに相談せずにその場で”OKです”とお伝えしました。「#2」で書いた通り、企画コンセプトが方向転換・振り出しに戻ったわけです(笑)。
「少しでも触れたことのある題材で、観てくださる方の中にも知っているという感覚があった方が、朗読に入り込みやすいのかなと。」そう言ってくださった太田さんの記事はエンタステージさんの記事にて公開されています。
●太田基裕インタビュー!楽曲や映像作りを通して再確認した表現の“欲”
https://enterstage.jp/interview/2020/08/015141.html
この方向転換は、後々考えると企画がバリエーション豊かになったので、非常に有難いお話を頂いたと思います。太田さんから背中を押された気分になり、「国内外関係なく名作でいきましょう!」と鎌田さんに自信満々にお話した事を覚えています。キャッチコピー「パブリックドメインとなった”国内外の”名作を・・・」の国内外の部分はここで生まれました。
当初の企画案より多くの童話も読んでいましたので、太田さんへは作品をパターンご用意させて頂きましたが、個人的にはシャルル・ペロー「眠る森のお姫さま」が後々の撮影まで含めてイメージが出来ていた為、それをお伝えして、こちらの作品での撮影に決定しました。
その後「自粛期間下の映像企画」というコンセプトとの一致から、太田さんが自粛期間下で制作されていたオリジナル楽曲を映像に使わせて頂く話になり、読奏劇とのコラボレーションが決まります。これらのきっかけは、そのあとの番組構成や使用するBGMの方向性に繋がっていき、その後の7作品全てに通ずる基礎となります。そして太田さんの配信回では「太田花火」というパワーワードが生まれたのでした。
●「眠れる森の美女」<ダイジェスト>
※現在、本編配信サービスは終了しています。
#5へ続く。
羽田野嘉洋(Dreamline inc.)