読奏劇ヴァーチャル写真展 in ○I○I
明日5月27日(金)昼12時より「読奏劇ヴァーチャル写真展 in OIOI」がスタートします。この企画は、本年2月に渋谷MODIで開催された「読奏劇写真展」の催事場内を360度で撮影して立体化し、立体化したWEB空間にパソコンやスマホでサクセス頂くと、360度好きなアングルで会場内を周遊できる感覚を体感できるヴァーチャル写真展です。正しい表現ではありませんが、Google Mapで道路を巡るのに近い感覚で写真展会場内を見てまわることができるというものです。
ヴァーチャル写真展の開催を決めたきっかけは、今年「読奏劇写真展」を開催した期間である2月19日(土)〜27日(日)@渋谷MODI、3月12日(土)〜20日(日)@なんばマルイのいずれもが、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の期間に
あたってしまい、県外行き来の自粛等で来場が難しいと言う声が多数あった為です。こういった機会でもないと、なかなかやってみようと思うサービスでもないですし、一人でも多くの方に写真を見ていただきたいと思い決定しました。
ただ、ヴァーチャル写真展の開催にはシステム開発がかかわってくる為、リアルの写真展のように無料開催が難しい状況でした。そこで、会場内をただ撮影して周遊できるだけではなく、様々な遊び的な要素を入れて開催することに致しました。
具体的には、①衣装・小道具を立体的に切り出して初だし展示(少しばかり当時の裏話や小ネタを入れています)②催事場内限定で放送していた動画やBGMの公開
③クリエイティブにかかわったスタッフの簡易解説を初だし④スピンオフとして実施していた「音声版読奏劇」の視聴やメイキング映像等、その他色々な遊び要素
をヴァーチャル空間内に散りばめています。もちろん、展示写真をデータ化し閲覧できるようにしています。(写真への映り込みの声もあり、催事場内を周遊して当時の雰囲気を体感していただきつつ、写真そのものはデータでご覧頂くのが良いかなと思っています。)
SNSで気が付いた方もいらっしゃいましたが、上記より、今回のヴァーチャル写真展は2〜3月で開催した「写真展の再現」というよりは、同じコンテンツを使ってWEB上で楽しめる「エンタメ性を求めた別企画を作った」という方がニュアンスは近いかと思います。当時の写真展の空間の中で写真を見て頂くという"体感"をして頂きたいと思いつつも、やはりリアルとは印象は異なると思います。ですので、一度ご来場頂いた方も違った視点で楽しめる+初めて来場される方も、当時の空間を体感しながら楽しめる方法を探った結果の今回の企画となりました。
ここまで長文を読んで頂きありがとうございました。2020年夏より配信特化型の朗読劇としてスタートした読奏劇ですが、このヴァーチャル写真展が公式最後の企画になります。少しでも企画に興味を持って頂ければ幸いです。
●読奏劇ヴァーチャル写真展 in ○I○I 開催概要
[期間]5/27(金)昼12時〜6/30(木) 20:00
[チケット]990円(税込)※ログイン期間:15日
[ログインURL]公式Twitterより当日公開
[Twitter]読奏劇公式(@dokusogeki)
[内容]
本企画は本年2月に渋谷MODIで開催された「読奏劇写真展」の催事場内を撮影。PCやスマホで360度好きなアングルで閲覧しながら会場を周遊できるヴァーチャル写真展です。リアルの写真展ではスペースの都合上陳列することができなかった衣装や小道具のヴァーチャル内での立体展示や、催事場限定で公開していた映像やBGMのフルサイズ公開を行う他、展示作品にかかわったクリエイターの解説等を新たに追加。リアルの催事に来場した方・これから初めて見る方双方が楽しめるエンターテイメントに特化した写真展となっています。
[読奏劇とは?]
著作権が消失した国内外の名作に”Music Videoのような演出”を加えて制作された配信特価型の朗読劇。正式名称は「Dream Stage-読奏劇-」。2020年8月〜2022年2月まで全12回を12名の出演者で配信。読奏劇写真展は、この配信朗読劇の宣伝写真や商品写真のアザーカットを100枚規模で集めて開催された写真展。写真家・水津惣一郎氏が撮影した写真をA0サイズ相当のキャンバスにプリントし、日本画作家・本城葵氏が日本画の技法を使ってその写真にペイントを加える等、単なる写真の展示にとどまらない作品作りにチャレンジした写真展でもある。本ヴァーチャル写真展は6/30(木)まで開催。ヴァーチャル会場内では、写真展を過去に見た方、配信を見た方が「あっ!」と驚くような会場限定グッズも販売予定。ぜひご来場ください。
羽田野嘉洋(Dreamline inc.)