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読奏劇<制作話3>

●Dream Stage -読奏劇-とは?<制作話>
キャッチコピーは『パブリックドメインとなった国内外の名作を、音楽のMusic Videoのように演出するライブ配信・朗読劇』。
[Official Web Site]https://dreamline.link/dream_stage
[YouTube]https://www.youtube.com/channel/UCqtv2T_19o9eIB4ynYqejAg

2020年8-11月に配信された第1回「読奏劇」についての制作話を不定期に投稿致します。皆様から頂いている様々なリクエストに対する回答もところどころに盛り込んでいければと思っています。


★制作話 #3 (目安:1分30秒)

 リスト化した朗読候補タイトルを持って、事務所スタッフと鎌田さんとで具体的なミーティングに入りました。色々と確認事項を詰めて行く中でも最重要課題は「企画タイトルをどうしよう?」という事でした。ひと目で朗読だとわかる、しかし、いつもと違う映像面(MV風)からアプローチしている事がわかるタイトルにしよう…という会話こそあるものの、出し合うタイトルに全員がイマイチしっくりとこず決まらない。

 音楽劇?いや、メインは映像だし・・・朗読劇?それでは普通だよね等と会話が延々と繰り返されていましたが、ミーティングも2時間は経過した頃に動きが。まずは本を「読む」という事で、「読」を。続いて音楽プロダクションの企画ですので、音楽要素を入れたいということで「演奏」からとって「奏」を。最後に朗読劇から「劇」を加えた「読奏劇」という案に、ふとした瞬間にキレイにまとまりました。ただ、一度決まった後も、一人で読む企画を想定していた為「独奏劇」の方が良いのではないか?等、決まっては戻り決まっては戻りを繰り返していました。最後に、近代文豪の名作を読む事がわかるようにということで、1ワードを加えます。そして、できた企画書のタイトルがこちら。

「文豪読奏劇(仮)」

 初回の企画書はまだ抽象的な表現が多かったと思います。キャッチコピーも最終形ではなく、「MV風の朗読劇」とだけ謳っている状態でした。この「文豪読奏劇(仮)」の企画書を持って、スタッフはキャスティングへ向かったのです。

#4へ続く。
羽田野嘉洋(Dreamline inc.)

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