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読奏劇_2021③<櫻井圭登さん「手袋を買いに」>

 読奏劇2021年の初回配信がスタートしました。初めて読奏劇を視聴した人が多かった印象ですが、皆さまいかがだったでしょうか?北方から九州までさまざまなエリアから視聴して頂いていたようで、日本全国(海外も)の人とリアルタイムで楽しめるのもこの番組の良さではないかなと思いました。

読奏劇は...
① 事前に撮影した朗読映像を編集して、本番配信日に配信。
② 本番を視聴した直後に、スタジオより出演者の方による生トーク。
③ 生トークの中で、演出プランや力を入れた部分について触れる。
④ 上記をフォローするメイキング映像や、グッズを即時公開。
⑤ 本編を再配信。トーク中に話した内容を踏まえて観ると見え方が変わる。
という番組内容になっています。

 番組内では、演出コンセプトや制作で力を入れた部分を、メイキング映像を交えながら解説していきます。きつねが本当にその場にいるかのように、しっぽを生きているように動かす監督のきつねのしっぽへの本気度から「#監督の本気」というワードが番組中に生まれました。また、真夏の撮影でしたので、メイキング映像に入り込むセミの鳴き声から「#セミの主張」というワードも生まれて笑わせて頂きました。もっとも「#監督の本気」と「#セミの主張」が混ざって番組最後に「#セミの本気」になって大笑いしてしまいましたが…。

 また今回は、普段”役柄を演じる”ことが多い中で、”自分自身を出した(演出してもらった)”と言っていた櫻井圭登さんのお話が印象的でした。制作側としても、長くプロフィールとして使えるような映像をと思って作っているので、大変嬉しい一言でした。

 そして視聴者の皆さんともう少しクロストークをしている感覚が持てる企画がないだろうか?というところからトライしてみたのが以下の3つです。
a.視聴された方が最速で知ることのできる新規情報。
b.グッズに印字する内容をその場で決める。
c.オリジナルのハッシュタグで感想を募集する。

(c)は前述の通りです。(a)は今回初めて実践してみました。まだ配信を観た方しか知らない情報ですので、是非チェックしてみてください。

(b)は、今回「栞セット」という商品を作ることにして、その栞に本文の1文を印字する。その印字する内容を番組の中でリアルタイムで決めてしまおうという企画です。配信の記念グッズのような物を作ってみたいというところから今回チャレンジしてみました。短い時間でしたが、いくつかの候補があって絞れたこと、最後の一文を入れるor入れないといった内容の詰めが出来たところはクロストークをしている実感がありました。

 最後に、紹介を忘れていましたが、トークスタジオで櫻井圭登さんの正面に置いてあった「しっぽ」と「手袋」は実際に撮影で使用した小道具です。アーカイブは12/31まで残してあります。(年末年始でも観て頂きたいので、もう少し伸ばそうと思っています)随所随所に小ネタを挟んでおりますので、ぜひそういったところも楽しんで頂ければ幸いです。

 次回は11/6(土)21:00より、伊万里有さんの「日記帳」をお届けします。


羽田野嘉洋(Dreamline inc.)

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