38歳独身店長、noteをはじめる。
皆様、どうもはじめまして。
わたくし、東京・高田馬場にある『炙りのどまん中』という居酒屋で店長を務めさせてもらっている38歳の独身男でございます。
2021年1月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため東京には緊急事態宣言が発出されており、残念なことにお店は休業中。
神楽坂にある系列店に出張勤務中です。
東京都からの要請を受けて、営業時間も夜8時までと短縮。当然、勤務時間も以前より短くなり、皮肉にも可処分時間が増えてしまいました。
「時間もあるし、なにか新しいことでもやってみるかなぁ……」
そんなことを薄ぼんやりと考えていた時、日頃から仲良くさせてもらっているお店の常連さんにnoteをやってみたらどうかと勧められたのです。
SNSに関していえば、お店の宣伝目的で2年半ほど前からInstagramを利用しております。
地道にコツコツとやってきた甲斐もあり、日々の投稿をきっかけにご来店してくれるお客さんもずいぶん増えました。
「いつも投稿見てます」
「楽しみにしてます」
などといった声もしばしば頂戴するので、こちらとしても大変ありがたいし、嬉しいことです。こういった言葉はすこぶる励みになりますから、どうにか2年半続けてこられたのだと思います。
ただひとつ、Instagramを利用するにあたって常日頃からどうも気になって仕方のないことがありました。
それはキャプション(文章)です。
Instagramは写真や動画に特化したSNSです。
タイムラインや検索で表示される写真や動画をほんの一瞥していいね!を押したりフォローしたりする性格を持つ媒体といっても差し障りないでしょう。
なので、キャプションはあくまでハッシュタグや簡単な説明文にとどめる使われ方をされることがほとんどです。
もともと文章を書くのが好きな性分も手伝って、わたくしの投稿するキャプションは毎回かなりの長文です。いつも文字制限いっぱいの約2200文字まで達します。
Instagramでは、他にそんな投稿はほとんどお目にかかったことがございません。
当然、わたくしも気づきます。
「これ、みんなろくに読んでくれてねぇな……」
そんな疑念を機に、わたくし少々底意地の悪いやり口をいくらか試してみました。
たとえば、長いキャプションの終盤のほうに『今週ご来店された方には○○をサービスしちゃいます!』と打って来店時にどれほど言われるのか様子をみたり、『最近、新しくお料理のレシピを紹介するアカウントを作りました!』と書いてそのアカウントへのリンクを貼ってインプレッション数(その投稿が閲覧された回数)を確かめてみたりーー。
性格の悪さがにじみ出ています。わたくしは心底悪い男なのです。げへへ。
すると、結果はほぼ予想通りでした。
わたくしの肌感覚では、毎回最後まで丁寧に読んでくれているであろう方は2~3割程度といったところでしょうか。
Instagramの性格上、仕方のないことかもしれません。しかし、やっぱり一生懸命に考え文字に起こした文章は読んでほしいもの。
「もっとおれの文章が輝ける土俵はないんかい!?」
わたくしの歯がゆい衝動は日を追うごとに増しておりました。
そんな時に光を見たのが、前述した常連さんからの提案でした。
「インスタは写真でほぼ決まるけど、noteは文章が命だから。店長はそっちのほうが合ってるんじゃないかな?」
な……なるほど!
一も二もなくGoogle先生にnoteをお尋ねし、サイトに飛んでみました。
初心者ガイドをひとしきり読み終えてから……いや、もう読み終える前にわたくしnoteにアカウントを作っておりました。
Instagramでは、投稿のほとんどが日本酒に関する内容です。新しく入荷したお酒を紹介する際に、愚にもつかない与太話を枕につらつらと書きなぐっております。
https://www.instagram.com/38_domannaka_aburi/
このnoteでは、日本酒に限らず様々な与太話ーーもとい、飲食についてのお話を中心に書いていこうと考えています。
もしもここまで丁寧に読んでもらえた方がいらっしゃいましたら、そして少しでも興味を持って頂けたらならば幸いです。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
2021.01.20
炙りのどまん中・38歳独身店長
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