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㉜ミャンマーを俯瞰する旅、第十二弾:バゴー
最近、PCが不調だった桐島です。
不調を修復しようとして、色々と試して、最終的にHPの修理センターに持参したところ、既に過去のデータが削除されていると言われました( ;∀;)
普段から、自分のPCのデータを保存していなかったことを、後悔しました。
さて、今回は、6月3日、4日でヤンゴンから近場のバゴーに行きました。
ヤンゴン市内からは、約1時間40分で行ける距離です。
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シュエターリャウン寝仏(Shwe Thar Lyaung Pagoda)
バゴー名物の、寝仏です。
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寝仏の前の廊下の、壁画の重厚感に目を奪われました(ゴシックスタイルを彷彿させる趣きがあります)
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そして、満を持して登場した寝仏。入口からは、こういった様子で全体が見えないのですね♪
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そして、何と寝仏の全体像を収めることができました。とはいえ、正確には足のつま先まで全く収められていませんが、、、
帰りに出口(=入口)で、昔の紙幣をおみやげに買いました。
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意外とミャンマーでは、どこでも売っているのですが、日本軍が作って使用させた軍票という紙幣も入っていたので、記念になります。
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鎮魂 第五十五師団ペグー(バゴウ)慰霊碑
そして、シュエターリャウンパゴダの近くに、何と日本人の慰霊碑がありました。場所がわかりにくいのですが、以下のサイトにわかりやすく示されています。
こちらの、慰霊碑の左には、以下の解説が書かれています。
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第五十五師団ペグー(バゴウ)慰霊碑の建立
この慰霊碑は1956年(昭和31年)元日本軍々人で徳島県人がビルマ(ミャンマー)慰霊巡拝に訪れた際、一念発起し亡き戦友(通称楯兵団、第五十五師団戦没者16,311柱)を偲び四国四県を中心とし、全国に散在する戦友の篤志により1979年(昭和54年)ビルマ(ミャンマー)の古都であり、又寝釈迦仏が祀られる聖地ペグー市チェニガン寺院内に建立、1997年同寺院隣地へ移転したものでございます。
改めて、ミャンマー国民の皆様に深甚なる感謝を申しますと共に亡き戦友の冥福を祈念するものでございます。
1997年3月吉日
元第五十五師団ミャンマー現地慰霊碑建設委員会
四国の方々が慰霊されているといるようです。
そして、寄付者の名前のリストを見てみると、知り合いもいました、、、
こんな場所で、知り合いの名前を見るとは思ってもみませんでした Wow
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この場所は、非常にわかりにくく、敷地の慰霊碑の隣は、このような平和な光景でした。多種多様の牛がいて、のどかな時間が流れていました。
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モーヨンジー野生保護湿地リゾート(Moe Yun Gyi Wildlife Sanctuary & Wetlands Resort)
さて、お目当てのMoe Yun Gyi Resortです。こちらに1泊しました。
バゴーの市内から少し北上します。
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ここは、モーヨンジー湖の西に位置していて、湖の周辺に鳥が集まるため、Bird Watchingの絶好スポットになっているようです。
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たどり着きましたが、入口からステイの場所まで少し歩きます。
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こんな感じで、どんどん歩いていきます。
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この掘っ建て小屋のような場所が宿泊所です。一番安い価格のBoat House Typeになります。
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戸の隙間が空いていますし、絶対外からの蚊の侵入が防げないタイプのこのBoat House Typeで34ドルでした。
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Boat House Typeの対岸にあるのが、Delux Typeで43ドル、一番大きいFamily Typeだと66ドルで泊まれます。
こちらは、蚊が侵入してくる可能性が、より低いタイプです (笑)
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私の部屋の後ろの光景です。もはや、広大な草原に見えます。
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さて、翌朝、肝心の湖をクルーズしましたが(クルーズと言っても、細長い木の船)、雨期だったため鳥には巡り合えませんでした。
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その代わり、船乗りさんが楽しませてくれようとして、蓮をたくさん取って下さり、人生で初めて蓮の実を食べる経験をしました。
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今回は、季節が悪かったため、唯一ステイ先で見れたのは、以下の鳥のみでした。警戒感が薄いのか、近距離に近づいても、逃げる様子がありませんでしたが、もっと近づいたところ、歩いて移動していきました。
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クーデター後、NHKスペシャルにも取り上げられた戦闘が激しかったバゴーですが、こういった形で訪問できて、勉強になりました。