60.UFOの町ロズウェルとカールズバッド洞窟群国立公園(アメリカ南西部ツアーPart8 ニューメキシコ州)
前回の続きです。
UFOを言って思いつくのは、ピンクレディーのUFOの踊りと歌詞です。
UFOは日本語では、未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)だそうです。旅もついに6日目の3月23日で、アルバカーキ→ロズウェル→カールズバッド洞窟群国立公園→アラモゴードという経路でした。この日も移動時間は8時間以上。。。(笑)
ロズウェル
最初に訪れたのは、ロズウェルという町です。
この町なんて本来は何もない町だったはずなのに、突如UFOで最も有名なロズウェル事件(Roswell UFO Incident)の舞台になりました。
1947年7月アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが米軍によって回収されたとして有名になった事件です。
※『本事件に関する情報はきわめて多数あり大変混乱しており、本当に何か不可思議な事件が起きたのか、はたまた町おこしのための壮大なネタなのか、詳しいことは判明していない。』という注意書きがある通り、Wikipediで「ロズウェル事件」を見ても様々な経緯と証言が複雑に絡み合っていて、解読不能状態です。
すでにアメリカ政府の公式見解が、1997年6月24日にアメリカ空軍総司令部が提出した報告書としてまとめられています。
それによると、1947年に回収された物は極秘の調査気球であり、また「宇宙人の死体の回収と解剖」とは、1956年6月26日に発生したKC97航空機の墜落事故との記憶混同であるとされています。当時のロズウェル陸軍飛行場の秘密実験が関係しているのでしょう。おそらく。
1947年に騒動で50年近く話題となり、まちお越しに成功して我々日本人もわざわざ観光してしまったので、何とも言えない気分です。
まちで唯一の観光資源であるRoswell UFO Museumの展示物は、見る前から予想はしていましたが、かなりシュールでした。宇宙人に歯があるという展示があったり、UFOがスズ箔、紙、テープ、棒という材料で作られていたりと。。。
カールズバッド洞窟群国立公園
その後のカールズバッド洞窟群国立公園は感動の嵐でした。
1995年に世界遺産に登録された超巨大洞窟です。
山口県の秋吉台の秋芳洞は8.5kmの長さですが、こちらは203kmということで規模は20倍以上もあります。
はじめて入った感覚としては、秋芳洞の100倍ぐらい大きいのではないかと思いましたが、三次元で捉えれば言い過ぎではないと思います。
洞窟は、約100万匹のメキシコ・オヒキコウモリ(Mexican Free-tailed Bat)の聖域であり、他に5種類のコウモリが住んでいるようで、入り口付近はコウモリのフンでかなり強烈な臭いがしました。
これぞ、『地下のグランドキャニオン』といっても過言でないぐらい壮大な洞窟でした。
一緒に旅をした仲間の台詞、「ディズニーランドの世界観というのは、全てアメリカにあるものを一か所に寄せ集めたものなんだね!」と言葉に共感します。
ビッグサンダーマウンテンもスプラッシュマウンテンもウエスタンリバー鉄道もジャングルクルーズも全てアメリカなのです。ディズニーランド観光=アメリカ小旅行と一緒だということを痛感する旅になりました。
See you soon.