ベトナム旅day8〜ハノイ・ハロン湾〜
2024.1.19
朝6時半にアラームで目覚めた。8時にホテル前でツアーの迎えが来ることになっている。行きたいバインミー屋があったので、急いで準備をして向かった。たくさんの野菜やスパイスが置かれた市場を通り過ぎて、15分くらい歩くとお目当てのバインミー屋さんにたどり着いた。一番人気だというバインミー(何か覚えてない)とパッションフルーツスムージーを注文した。かなりの人気店であり、店が広い上にテイクアウトのお客さんも多く、なかなか届かなかった。そろそろ来ないと8時に間に合わないとドキドキしていると、焼き立てのフランスパンの匂いとともに届けられた。人気店ということで、かなり期待していたのだが普通のバインミーだった(好みの問題)。しかし、パッションフルーツスムージーは酸味が強いながらも甘さを感じられて、めちゃくちゃ美味しかった!8日間も旅をしていながら、あまりフルーツを食べなかったことを悔やんだ。急いで平らげると、ホテル前の集合場所に向かった。
詳細をよく知らされずに待っていたので、バイクで迎えに来るのかマイクロバスで迎えに来るのかすら分からなかった。8:10になり、詐欺サイトで予約してしまったのかなと不安を感じながら待っていた。が、とても綺麗で大きなマイクロバスが迎えにきた。(Get Your Guideというアプリで予約して、全然詐欺じゃない!)
バスに乗り込み、次々と乗客が増えていった。隣には50代と思われるアメリカ人が座り、他の乗客に日本人はいなく、ガイドも英語によるツアーだった。ガイドの案内の英語はカツカツで理解できたが、自分から英語を使って発信できるわけでもないので、隣の人が話しかけてくれるにもかかわらず、つたえたいことを表現できずにもどかしい思いをした。そんな中でも、Google翻訳を使って「若いうちに、多くの経験をして、どういうコトに対して自分が幸せに感じることができるのかを学びない」と隣の席の人に伝えてもらって、より多くの経験をしようと思うきっかけを得た。
2時間ほどバスに揺られ、はじめに真珠養殖の博物館のようなところについた。ベトナム北部の真珠産業には日本人が関わっているらしく、意外なところで東南アジアと繋がりがあるものだなと驚いた。次に、ハロン湾に向かうクルーズ船が出ている港に向かった。その港は、目視できる限りでも20隻ほどのクルーズ船が泊まっており、観光用に造ったものなのだろう。
指定のクルーズ船に乗り込むと、5人1テーブルの席に案内され、韓国人2人・インド人2人・日本人の僕1人だった。打ち明けぬまま、昼ごはんの時間になり気まずかった。しかし、韓国人2人(50代男性)が日本人と韓国人の英語はやばいよね!っと話しかけてくれて、そこからビールを飲みながらの拙い英語での会話が始まった。
会話を楽しんでいると、始めの目的地の島に到着した。景色を楽しめる山でのハイキングと海水浴を選べるシステムだったのだが、僕はハイキングを選んだ。軽い気持ちで向かったハイキングだが、かなり急な階段を15分くらい登り続けなければならず、ギブアップしている人もいた。頂上につくと石灰岩によって作られた独特の地形が一望できた。これまで見たことのない奇岩が無数にあり、壮大な眺望だった。山から降りると、マンゴーシェイクが売っていたので購入した。とても甘くて美味しかったが、ミキサーにかけるところを見てみると、グラニュー糖をたくさん投入していた(笑)。
クルーズ船に戻ると、次にバンブーボートアクティビティスポットに向かった。10人くらいの乗客を乗せて、奇岩に近づいたり、石のトンネルをくぐったりするアクティビティで、のんびりと楽しめた。途中で他の乗客が英語の歌を合唱していたが、英語もわからなければ曲も知らないの入ることができなかった。英語の勉強がんばろう。
次に最後のアクティビティスポットの洞窟に向かった。洞窟に関しては、山口県の秋芳洞と比べると壮大さは感じられなかった。しかしながら、ガイドが面白おかしく楽しませてくれたので、楽しく涼しい洞窟内の散歩を楽しむことができた。
最後のアクティビティを終え、クルーズ船に戻ると港に戻るまでの一時間くらいの間景色を楽しんだ。夕日とハロン湾の景色がよくマッチして、美しかった。素敵な景色を見たときのおっとりと恍惚した感覚をどうにか言語化したいなといつも試みるがうまくいかない。あの感覚が大好きだ。
港に到着すると、ハノイに向けて二時間半バスを走らせた。ハノイに到着したのは8時半だった。腹が減っていたので、昨日の夜ご飯では全くベトナム風つけ麺の店にもう一度行った。隣の席に日本人男性3人組が居たので、楽しい話をさせてもらいながら、ベトナム最後食事を終えた。3人組は今日が最終日だというので地球の歩き方をあげると、奢ってもらえた。あと地球の歩き方を使って、楽しい旅行ができていたら嬉しいな。
食事を終えると、明日の朝一発の飛行機に乗るために空港近くのホテルへ向かった。1日目とこのホテルだけは渡航前に予約していた。翌朝4:30起きなのに、到着したのは12時前だった。最後の夜にビールだけは飲みたかったので、フロントで2本のビールを買って部屋に向かった。まずシャワーに入ると、お湯が出なかった。2147円もする部屋なのにと、腹が立ったのでフロントの人に聞くと「明日には直すわ」と言われた。よく分からないけれど、ベトナムらしく感じられて許せた。ただ、1月のハノイは夏のように暑いわけではなく、かなり寒い思いをしてシャワーを浴びた。シャワーからでると、ベトナム最後のビールを楽しんで、眠りについた。
1人旅ver2中のバンコクの激安ホステルより、