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家族

私は、「自分の家庭を持ちたい」「理想の家庭、家族はこんな感じ」と思うことがないまま、なんとなく自分の家庭を持ち、一人の女性から、なんとなく妻となり、なんとなく母となってしまった。それを私は12年間、続けてしまっている。

星野源【いのちの車窓から2】喜劇 を読んで。

星野源が書く本は全部買ってる

ここには星野源が思う「家族」について書かれていた。

人は、誰かとかかわらずにはどうやっても生きていけない。だけど私には、この家庭ではなかった。「なんとなく」が悪かった。この記事の冒頭のようなことをずっと思っていても、現実は現実。認めないといけないし、前に進んでいかないと、自分の人生を笑って過ごすことができないのは事実だ。

星野源が奥さんとのやり取りを本の中で語っていたので、「楽しそう」「幸せそう」「微笑ましい」と思った。こんな家庭が「羨ましい」と思った。もちろん、本だから悪い面は書かないと思う。少なからず、「幸せ」ってこういうことなんじゃないかなって思った。

今はさまざまな「家族の形」がある。私には、この先ずっと寄り添ってあげたい人がいる。私はいつかその人と家族になれたらいいなと思う。どんな形であってもこの先の人生を、一緒に過ごしていけたらいいなと、心底思う。

「なんとなく」なんかじゃない。

心から、そう思う。

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