
親の誕生日に「おめでとう」を言わないわたし
「親と価値観が合わないので、親と縁を切りました」という人を一人だけ知っている。「かっこいい」と思う一方で「私もそれができたらどんなに自分が楽になるか」と思う。
さっき、12月20日の分の5年手帳を書いていて、思ったことがあったので。
この日は、パパの誕生日でした。(未だにパパって呼んでる。笑)
知っていましたよ。パパの誕生日だってことは。で、お母さんから何かしら連絡来ることもわかってました。例えば「今日、何の日か知ってる?」とか「パパに連絡した?」とか。
こういうのが、正直、ウザい。こういう連絡が来るようになったのは私が高校を卒業して一人暮らしを始めてから。母の日、父の日、両親の誕生日の日。その日が来るたびにお母さんから連絡が来るのが怖くて仕方がなくて。だから形だけでも(思ってなくても)おめでとう!は連絡するようにしてたの。プレゼントも買って、送ってた。
だけど。やっぱり苦痛で。「なんで(無理に)送らなきゃいけないの?」って思い始めてきちゃって。 そのたびに、自分のメンタルが下がることがわかって。去年くらいからかな?もう「ピタッ」とやめたの。無理をするのはやめたの。今回もそう。お母さんから「今日で還暦。お母さんはケーキでも買って帰ろうかな。」と連絡がきて。遠回しに「パパにおめでとう言った?」と言われているようなもので。
もちろん、既読無視。お父さんに誕生日おめでとうも言ってない。
母の日、父の日が近くなると商業施設やスーパーへ行くたびにその文字が目に入るからあまり行きたくないと思ってしまうし。
私は、世間一般的にみたら親に心から感謝できない、親不孝で、冷たい人間なんだと思う。いつか、バチが当たるんだろうなって思う。
子どものときの育った環境が、そうさせているのかな?
わたしは親に「誕生日おめでとう」を言わない。