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【髑髏黒板学校】黒板の書き方講座その16【今まで2,000枚以上黒板を書いてきました】

みなさまこんばんは。
日々の暮らしが忙しすぎてこちらのテキストを書いたり黒板の撮影をする時間がありません。
そんな時間があれば三男のオムツを替えたり次男に風邪薬を飲ませたり長男の弁当箱を洗ったり洗濯したり掃除機かけたり庭の木を剪定したり自転車の空気を入れたり布団を干したりお風呂を洗ったりします。

「ツカレ・マシテン(1506〜1552)」
毎日疲れすぎてこんな黒板を書くのがやっとですねん。

なので本日は、私の黒板人生において一番に多かった「質問」にお答えしようと思います。
私が店頭で黒板を書いていると、背後から色々な人が声をかけてくれます。
通りがかりの人たちから「うまいねえ〜」「やっぱ絵心があるのはいいね〜」など。
そして一番に多い質問が
「どこかで絵を描くことを習ったんですか?」
という質問です。
先に答えをいうと
「今まで一度も絵を習ったことはありません」
ですね。完全な独学です。

なぜ「どこかで絵を描くことを習ったんですか?」という質問が多いのかというと、やっぱり「腑に落ちたい」人が多いからなのだろうなと思います。
「インドの山奥で滝に打たれながら毎日50キロの黒板を背負ってチョークで素振りしていました」
とかいえば「あ〜なるほどね〜!」と納得できる。
でも残念ながらなーんも修行のようなことはしていないんですよね〜

だがしかし。約8年くらいお店に立っていて、ほぼ毎日黒板を書いていました。
今の今まで計算したことはなかったですけど、年間休日が120日だとして一年は245日勤務。
一年245枚の黒板を書いたとして8年で1,960枚。
実際には1日に何枚かの黒板を書いていたので、8年で2,000枚以上の黒板を書きました。
結局は経験の「積み重ね」でした。

どうでしょうか。

どんな人でも2,000回黒板を書いてみればノウハウは蓄積されるものではないかと思います。
何が言いたいのかというと、私には特別な才能があった訳ではなく、誰かに技能を授けられた訳でもない。
そんな凡人でも2,000回も黒板を書けばある程度の技術と知識が備わるのです。

特に言いたいのは、特別な才能なんてないですよ、ということ。
毎日面白がって黒板を書いて書いて書きまくる。
たったそれだけのことです。
「好きこそものの上手なれ」
という言葉がありますが、まさに好きで楽しくて毎日書いていました。

いやまあそれが才能だよと言われればうまく返せないんですがね。。
才能というか、振り返ってみれば努力だったのかな。
でもほんと、面白おかしく毎日黒板を書いていたらこんな技術が身につきました。
皆さんも好きで楽しいと思えることは遠慮しないでガンガンやっちゃいましょう。

今から20年くらい前に某フラワーマーケットの社内教育用に書いたテキスト。
こちらはチョークではなくA4のコピー用紙に「筆ペン」と細字のマジックで書きました。

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