【28/29】樫野さんを魅力的に感じられる要因は星の数ほど存在する。 煌めく星のようなちっちゃな魅力の集合が、樫野さんという稀有な生命体となるのだ。: 樫野さんの魅力分析レポート
【美しい三角形について】
樫野さんを魅力的に感じられる要因はイチイチたくさんあるが、今日は樫野さん以外に、その理由を探しに行こう。
樫野さんの魅力分析レポート第四十七回。
美しい三角形について。
今回の直角二等辺三角形ツアーは、今のところ仙台、名古屋、大阪、横浜の四箇所に参加させていただいた。大本さんサイド、大本さんサイド、中央、大本さんサイドである。お陰で、樫野さんを凝視するだけではなく、西脇さん、大本さんをじっくりと見ることができた。正直、こんなにも素敵な二人だとは思わなかった(ごめんなさい)。
びっくりした。
実のところ、この感触が今回のツアーの最大の収穫だったかもしれない。樫野さんと比較すると、やや「激情型」ともいえる二人のダンスは、ウソ偽りなく、本当に心を込めて表現しているのだと、痛いほどに伝わった。私が参加していない公演でも、パヒュームは全力でパフォーマンスしているはずだ。
「マカロニ」のときのフォーメーション。
左サイドが樫野さん。
後方に下がった大本さん。
右サイドの西脇さん。
なんと美しく、強力な布陣の三角形だろうか。
そのときに心の底から思ったのは、
「この三人だから、私は樫野さんが好きなのだ」
ということだった。
常日頃、私たちが「ゆかにゃ~ん♪」と樫野さんを愛でながら過ごせるのは、西脇さん、大本さんという唯一無二の存在があるからだ。
結論。
樫野さんの家のキッチンの床に正装して仰向けになりたい。そして腹の上にぉ刺身を並べて天井を二時間ほど眺めたい。そして指紋を拭き取り、しっかり施錠を確認して家路につきたい。
【樫野さんというポジションについて】
Livefolioの感想になってしまうがお許しいただきたい。
樫野さんの魅力分析レポート第四十八回。
「樫野さんというポジション」について。
Livefolioを一通り見終えると、まるでライブを見たような印象を受ける。聴こえてくるはずもないのに、音や声が聴こえてくるようだ。動画以上に「動き」を感じられる写真がたくさん収録されていた。写真集というより、ドキュメントと呼んだほうが似合うような気がした。もう何度も見返したが、見終わると、なんだか今までとは違う不思議な感覚がする。
これは、完璧な計算で楽園を創った関さんの手腕によるものだろうが、三人の「差」をまったく感じなかった。「差」というよりも「役柄」といえば良いのだろうか?
「MC担当の西脇さん」とか「ズッコケ担当の大本さん」などというものは感じられなかった。樫野さんに対しても「樫野さんしさ」を感じなかった。西脇さんは、完璧に「西脇さん」で、大本さんは、完璧に「大本さん」で、樫野さんも、完璧に「樫野さん」だった。
真っすぐ平行に三人が並んでいるように感じた。樫野さんは「ライブは一番好きな仕事」と言っているだけあって、強く美しい「樫野さん」の姿が確認できる。
自分に自信が持てず、自分の居場所を求めて不安になると言う樫野さんだが、「なんだよ樫野さん!ちゃんとそこに居るじゃないか!」と強く感じた。
何も喋らない樫野さんの写真に、どうしようもないほどに「樫野さん」の存在を感じられる。樫野さんは、他に誰にも代えられない「樫野さん」という揺るぎないポジションを確立していると分析する。分析というか確認した。
結論。
週末まで楽しみにとっておいた推理小説。一ページ目を開いた瞬間に樫野さんから電話がかかって来て、犯人の名前を告げられてガチャ切りされたい。