気づいた時

自分が覚えてる、幼い時の記憶

お金が無いって育てられてるのに、なぜか私立の幼稚園に入れられた私…
(後で毒親の見栄とプライドだと分かる)

何となくだけど、子供なりに周りの子達とは生活が違うのは分かっていた

周りの女の子は、フリフリのリボンやレースがついた靴下を常に履いている。
「私も欲しい」
って言ったのは覚えてる
「高くて買えない」
って言われたのも覚えてる

どんなシュチュエーションだったかまでは覚えていないが、ある日突然レースの靴下買ってきた。

でもね、くるぶし丈の短いレースの靴下

私が欲しかったのは、膝までのハイソックス

少しでも安いのを選んだんだろう

3歳下の弟は、保育園だった。
なぜか毎日トミカを買ってもらっていた。

自分が親になり、娘が当時の年齢になる頃、こんな可愛い我が子に、現実を突きつけながら育てていたのかと…
毎月ギリギリだし、家計は決して裕福ではないが、お金が無いなんて子供に言った事はない

お金が無いって言葉は、全てを諦めさせる

毒親からしたら、子供に言う事聞かせる、魔法の言葉だったんだろう

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