今更、両親の離婚
仕事に慣れた頃、両親が離婚する話が出ました。今更です。
大人になり、働かない父にもう耐えきれなくなったのでしょう。母は当時正社員で、私と妹も働いており、末弟もアルバイトをしており、生活費の見通しも立ちました。立地の良い公団に空きが出て、私たち兄弟は母と一緒に引っ越すことに。
当時の部屋は3DKで9万円弱。公団だからといってすごく安いわけではありませんが、敷金分割が出来たのが決め手でした。
当日は引っ越し費用をケチり、知人に軽トラを借りて自分たちで引っ越しをしました。ファミリーサイズのくそデカい冷蔵庫を荷台から下ろす時、これが倒れてきたら死ぬと実感し、むちゃくちゃ後悔しました。二度と自分ではしたくありません。
離婚のタイミングで奨学金の引き落とし分は父が負担してくれる話が出ました。
「私から渡す?引き落とし口座に直接送ってもらう?」
母から問われ、食いぎみに
「私の口座に直接送ってもらって!」
と回答しました。当然です。
奨学金を負担してもらう代わりに、家に入れる金額は5万に上がりました。
それから水道月のみ5千円アップ…のルール改定があったような。これは時期がうろ覚えです。
4人で暮らし始め、それぞれが家計に入れている金額は不明でしたが3~5万ずつとして、共同生活としては安定してやっていけたのではないでしょうか。食事はそれぞれでとることが多かったです。
実家暮らしということで
「帰ったらごはんが待ってるんでしょ」
と言われることが多々ありましたが、学生時代からうちにはそういった習慣はありませんでした。
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