娘ですが親の介護は致しません! 22話
母をみていると自分が老いたときの(いやもう十分老いてはいますが・苦笑)住処について考えさせられます…
今回、料理での火の取り扱いにはちょっと悩みました。
料理って頭を使います。献立を考えたり手順を考えたり、包丁や箸を使うことでも脳トレになる。多分、いや確実に、出来る間は料理はした方がいいと思います…が、ガスコンロで調理をする民(高齢者は多いはず)(私もガスコンロ信者)は火の始末は不安になります。
かくいうアラ還の私もやかんを火にかけっぱなしにしてヒヤッとしたことはあります。
実家のマンションはシステムキッチン。母はなんでも強火で調理、その上、鍋を火にかけて忘れてしまったことは五徳の崩れっぷりから鑑みると片手では足りないだろうと思われ…。(私とデイの介護士さんが見ただけで2回目撃しているわけで…)
安全装置のついたコンロに買い替えようと調べてみると
・システムキッチンはコンロ部分だけを買い替えることはできない
・メーカーによって配管の位置が違うのでリフォームでの買い替え以外、今のものと同メーカーである必要がある
・取り付けるまで「現地の下見(立ち合い必要)」「見積」「現物の手配」「設置(立ち合い必要)」
と、時間と手間がかかることが判明。しかも金額もばかにならない。そんなわけで、我が家のような「あと何年使うかわからない」家の台所にはコンロの買い替えは無駄と判断しました。
この先、私が自分の家を建てることはあり得ないとは思いましたが、アラ還暦世代がリフォームを考えたとき、コンロ問題は本当に悩ましいな…と思いました。
私は電気代のことを考えるとシステムではないガスコンロ一択ですが、火事は自分の家だけでは済まないことも多いので、安全性を考えるとこれからは電磁調理器も考えなければならないのかな…と思いました。(実際に使うとかなりムズイですが、高額なものは火加減も目で見えるみたいだし…)
漫画の中の「私は大丈夫」VS「大丈夫じゃない!!」バトルですが、ちょうどこの頃フジテレビのドキュメント番組で男親(ギャンブル癖と女性問題あり)を遠距離介護をしている芸人さんの回をやっていました。
まさに「心配いらない、ひとりで大丈夫」VS「大丈夫じゃない!!」バトルを繰り広げていました。
親の方は「大丈夫」といいながら息子にお金の無心をする。面倒をみてくれているとはいいながら食事をおごらせる「女友だち」のフォローを息子に頼む。
「ああ…あるあるなんだ」
と、思ったものの、やはり母と面と向かうと声が大きくなってしまいます。
このnoteを読んでくださっている方で「親(老人)を怒鳴ってしまう」ことで自己嫌悪に陥ってしまう方
「あなただけじゃないですよ、あるあるですよ」
みたいです。