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親になってはダメな毒親11…家でも学校で暴力まみれの毎日


小学校三年生になった!!

あの頃、同じクラスにいた彼らはその後どんな人生を歩んだんだろう?
トラウマになっているのではないかとふと思う事がある。

その時の担任の先生は・・・今の時代だったら完全にワイドショウの話題の中心になるほどの問題のある先生だった。

ヒステリーを通り越して、生徒に流血事件を起こすような女先生。

土曜日まで普通に学校にいた男子生徒が翌月曜日には転校してしまったというショッキングな事があった。

怒りに触れた女先生が男子児童に何度も殴り、顔面血だらけになったという事があった。思い出すと本当に酷い有様だったが、当時はなんとも思わなかった!誰かが殴られたり怒鳴られたりする毎日!
慣れって怖い!

毎朝、一列に並ばされ1 2 3と号令をかけては往復ビンタが当たり前。
女の子を前の引きずり出され、素っ裸にで廊下に出されたり、
テストの答案用紙を窓から投げたり・・・

平和で楽しい学校生とは程遠いまるで軍隊みたいな生活だった。

体調を崩して給食時間に吐いたりする子もいて、吐いたものを生徒に片付けさせるなんて当たり前だった。

そんな中、同じバイオリン教室に通っている同級生に「高田君」という男の子がいた。
その男の子のお母さんと母が親しくなったようで、
時々親子で遊んだりした。

その子とクラスの前でベートーベンの「2つのためのバイオリン協奏曲を」を弾いた。
2人でバイオリンを弾くことを提案したのが高田君のお母さんだ。
その為に学校帰りに一緒に練習をしたもので、高田君のお母さんと母はほほえましく見ていたものだったが、
この高田君のお母さんとはほどなくして険悪になり、
「高卒のバカなくせに・・・」と悪口を聞かされた。

高田君と小学校6年生まで同級生だったが、一緒に遊ぶこともなくなった。

そんな学校生活の傍ら、相変わらず家では両親の喧嘩にびくびくする毎日。

そんなある夜、忘れられない出来事があった。

両親の喧嘩で、母は父からいわれた言葉に自暴自棄になり
私に「一緒に鉄道から飛び降りて死のう」と言われた
「あんたなんか生きている資格ないから!生きていたって何も良い事から」と手をぐいぐい引っ張って玄関へ引きずられ、
イヤだ!イタだと抵抗する私。

父は
『バカな事やめろ!』

必死に止めていた

あの頃の事を時々思い出す。
子供ながらも恐怖でしかなかった!
本当に死ぬのかな?とだから必死に抵抗した。

まだ、八歳と言う年齢で
学校でも家庭でも恐怖に戦いていた一年だった。
しかし、親が黙ってなかった。
校長に講義した親もいて、教育委員会に申し出ると言ったら
その場で土下座した校長。

教室の後ろに親が見張っている中では子供に暴力はふれないだろうと
順番で1日じゅう親が教室にいてくれたりした。

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