『独学で鑑定理論』の使い方・項目の説明
※本記事は『独学で鑑定理論』購入者向けの記事です。『独学で鑑定理論』の使い方・見方などを説明しています。(随時更新)
勉強法・学習計画
鑑定理論の勉強法
鑑定理論の勉強法自体については、以下の記事をご覧ください。
『独学で鑑定理論』は、基本テキスト:論点編の『基準論点400』と一緒に使う事を想定しております。
『独学で鑑定理論』を使った学習スケジュール
【学習スケジュールの目安】
不動産鑑定評価基準全体の構成や重要度・重みが分からないと学習計画が立てづらいです。
各章の重要度・難易度・分量、などを鑑みて、学習スケジュールの目安を作成しました。
この学習スケジュールは5ヶ月(22週)を使って余裕を持って学習する場合のケースです。
例には、その年度の短答式試験の合格を目指すのスケジュール例を記載しました。
※論文式試験合格を目指す方は、以下スケジュールでは演習量が不足してしまうので前倒し・急ぎで学習する必要があります。
自分が学習するスケジュールを勉強前に全列記載しておき、今後の学習で今自分が目安よりも進んでいるのか遅れてしまっているのかは逐一確認するようにしましょう。
遅れているから週末頑張ろうであったり、進んでるから行政法規の苦手分野をやろうなどの指標とするようにしてください。
【各章の重みの違い】
総論1、総論3、総論9、各論2は軽めなので、さらっと学習したいです。
一方で、総論2は土台となる重要な章なのでしっかり学習して進めましょう。
総論5、総論7、各論1は鑑定理論の山です。特に総論7は理解・暗記いずれも大変ですのでじっくりと時間をかけるようにしましょう。
※総論5は2枠で表を記載していますが、できれば3枠欲しいくらいです。
【暗記の目安】
もちろん、先にどんどん進んでいく事は大切ですが、分かったつもりで先に進んだり、理解だけして暗記を後回しにするのはおすすめできません。
『基準論点400』のS・Aについては、「暗記」と書いてあるところでできる限り暗記をしましょう。
余裕のない場合には、B・Cの論点は無視して構いません。
SとAを完璧にしていればそれなりの力は付きますので、隙間時間で論点チェックアプリを活用するなりして、S・Aをしっかりと暗記しましょう。
※時間が経つと忘れてしまいます。復習スケジュールを立てるなりして、論点に限らず、定期的に復習をするようにしましょう。
項目の説明
基準のブロック・IDについて
基準・留意事項はある程度の分量(解説に都合の良い分量)ごとに、ブロックとして掲載しております。
【基準と留意事項の見分け方】
基準:実線の枠で囲まれた部分
留意事項:点線の枠で囲まれた部分
全てのブロックには、IDを付与しています。
IDの例:〔S7-01-05〕
→総論第7章第1節の5つ目のブロック
※『独学で鑑定理論』は様々なデバイスに対応させた表示を行うため、ページ数表記は行わず、上記のIDにて管理を行っています。
関連するブロックがある場合には、解説中にIDを表示しています。合わせて確認し、理解を深めてください。
重要度
基準のブロックには、S、A、B、Cの4段階で重要度を記載しています。
まずはSとA、合格を目指すにはB以上を中心に学習しましょう。
Cはある程度理解できていれば十分なブロックです。稀に出題されることもありますが、SABを優先的に理解・暗記しましょう。
下線
基準・留意事項のキーとなるフレーズに下線を引いています。特に気をつけて読みましょう。
下線部分を穴にした、「穴埋め基準」も合わせてご利用ください。
コメント、試験情報、ポイント、整理、補足
強弱を付けてテキストを読めるように、コメント、補足、試験情報、ポイント、整理を掲載しています。(補足以外は基本的に読むようにしましょう。)
コメント(緑):他の章と関連する情報や、実務的な内容を記載しています。
試験情報(青):短答式試験・論文式試験の出題傾向や、何を聞かれた時に書く基準なのかなどを記載しています。
ポイント(赤):特に重要な点を記載しています。
整理(黄):一度掲載した内容を再整理した内容を記載しています。
補足(グレー)*:補足的な試験勉強には直接的に関係ないこともある内容を記載しています。
*グレーの枠は、まとめる場合にも使っております。
FAQ
※現在記載している内容はございません。
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