文字から英語を覚えることをやめた結果
英会話講師になって、いろいろ教授法について学んでは試していた時期が
ありました。レッスンのやり方をそのままやってもなかなか覚えられない
そう感じるようになって、やり方じゃなくて、どうやったら?を探究
し始めたんです。
そしてあるとき、文字から英語を教えることをやめました。
その結果は?
今までがなんだったのかと思うほど、驚きの結果に。
なんで最初からこうしなかったのか。。
次の週になっても覚えている=英語ができるようになる
そんな階段を登っていくことができたんです。
文字から学ぶことに慣れている
私たちは文字から学ぶことに慣れています。
英語も文字を見たらわかるから、文字で最初に確認してから
覚えていきたいと思いますが、この順番は会話上達には
不向きなのではないかと思います。
もし、読み書きスキルを伸ばしていきたい場合は
やはり文字から学んだ方が早いと思います。
でも、会話の場面では、文字はなく、聞いて話すスキルが
必要です。なので、最初は聞くこと、そして言う練習、
最後に文字で確認することが、英会話の勉強には適しています。
会話が上達する勉強法
本屋さんで手に入る英語学習本の中には、今からお伝えする
方法が含まれているものがありますので、新く英会話学習の
本を探すときに参考になると思います。
まず、会話は音声で1分程度のものが勉強しやすいです。
1分は短いと思うかもしれませんが、毎日の学習となると
3分や5分だとかなり長く感じてしまって、続かなく
なってしまうこともありますので、ちょっと短いんじゃないか?
と思う1分くらいの会話が良いです。
そして、本の構成ですが、まず、リスニングでの内容把握が
最初にあるものを選びます。その他は単語、和訳、英文が
あればOKです。
会話は聞く話すスキルが必要ですので、最初に取り組むのは
リスニングですね。聞いてどれくらい内容がわかるかを
確認します。
このとき単語レベルまでしっかりわかる必要はありません。
ざっくりでも良いので、どれくらい内容を理解できたかを
確認していきましょう。
そして、英語を言う練習、単語を覚えることをしていって
会話をする場面で、英語で言いたいことが言えるように
練習をしていきます。
聞いて、聞き取れない英語は英文で確認して、
どんな音に聞こえたのか?どんなところが聞き取れなかった
原因かも考えてみましょう。
英会話が上達しないと感じる大きな原因は英語の「音」が
日本語にないものが多いことから起こります。英語の「音」を
聞き取れて、言えるようになると、会話ができると感じる度合いが
高くなりますので、「音」についても勉強していきましょう。
最後の最後に文字で勉強
聞いて、言う練習をしたら、最後に文字で確認です。
意味も文字を見たらわかりやすいので、ここでしっかり
全体の意味をチェックしていきます。
まとめ
会話上達を目指した勉強では文字は一番最後の確認の時で、
最初は聞くこと、そして、英語を言うことから学習すると
上達が早くなります。最初は慣れなくて大変かもしれませんが、
できるだけ文字の学習を少なくしていってみましょう。
慣れてきたら会話をするときの緊張もあまりしなくなって
いる自分に出会えます。
今日も最後までありがとうございました。
あなたの英語学習がより楽しく進んでいきますように。
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