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今日はオカン卒寿の誕生日です。
色々と、ほんま色々とあり過ぎたオカンで敬遠していたし、社会人になってからは物理的距離をよいことに近寄らないようにしていました。
私の二人の娘を介して距離を縮めるようになっていったのは40年弱前くらいからかな。
母から受けた仕打ちは赦せないし理解はできないが、私も歳を重ねる毎に、母の心情に思いを馳せることが増えてきた。
今日は花を送り、日曜日にはお祝いのお膳を用意しています。
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母の自宅介護をしている末の弟も結構父母の諍いのとばっちりを受け、精神的苦痛で過呼吸で倒れたことも一度や二度ではない。耐えかねて家を出ていた時期もある。
「姉ちゃん、あんなに酷かったオカンも認知症なってから、まぁ!おとなしくてびっくりや。徘徊もないしな。僕がおらんかったら不安がるし。暴言や暴れまくってたアレはなんやったんやろかやわ。ほんま介護やりやすい。毎日、幸せやて言うてはるわ」
「僕介護は苦痛ちゃうねん。長いことそんな仕事してたしな。要介護者一人に専任介護者一人て好条件やろ。ある面介護という仕事してる視点に立ってみるとなんや腹立たんわ」
自宅介護を受けて“自宅で過ごしたい”の希望通りの生活をしている母は側から見ても幸せそうだ。
食べることを楽しみ、リハビリとして塗り絵したりカラオケしたり今できることをしている。
現在週一でデイに行っているが、コロナでなかなか実行できていないショートステイトライもそのうち実現出来るだろう。
母の看取りを家でするつもりの弟の介護負担を減らしてやりたいが、私は電車で片道2時間弱のところに住んでいるし、弟よりほぼ10歳上の私は介護の直接戦力になり得ない。
私は10日のお祝い膳を張り込むくらいだが、粗相が増えてきた母の介護で腰を痛める回数も増えている弟に感謝をし、母の残り少ないだろう日々が安らかであるように祈る卒寿祝いにしたい。
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