『この贈賄事件はもう隠すことができなくなりました...』 統一教会 パク・ジニョン弁護士から真のお母様 韓鶴子への請願書
私、パク・ジニョンは、文鮮明総裁の遺訓弁護士として、以下の内容で韓鶴子総裁との面談を要請いたします。
第一に、私は文鮮明総裁と韓鶴子総裁のご指示に従い、UCIとの長期にわたる法的闘争を続けてきました。
そして奇跡的に、2018年に家庭連合の主要な主張を認める略式判決を受け、その判決に基づき、2020年には三男・文顕進会長をはじめとするUCIの理事たちを解任する法廷命令を勝ち取りました。また、UCIの解任された理事たちに5億3200万ドルの賠償を命じるという歴史的な勝訴へと導きました。
これらすべては天の祝福であり、真のお母様が最後まで私を信じて支持してくださったおかげでした。UCIに勝訴したことで、南米や韓国においてUCIが奪い取った数十兆ウォンの財産を取り戻す道が大きく開かれました。
しかし、UCIに勝訴したその時期に全く予想していなかった出来事が起こりました。
チョン・ウォンジュ秘書室長と、ユン・ヨンホ本部長の報告により、韓鶴子総裁はUCIとの法的闘争から私を解任し、ユン・ヨンホとチョン・ウォンジュが推薦した弁護士を任命されました。それは真のお母様の決定でしたので、私は黙ってその指示に従いました。
民事訴訟では、新たに確実な証拠が出ない限り、一審で勝訴した事件が二審で敗訴することはほとんどありません。ところが、UCIとの二審でそのようなことが起こりました。新しい弁護士とユン・ヨンホ、チョン・ウォンジュらは、一審で勝訴した私パク・ジニョンの法廷論理を覆し、新たな論理で訴訟を進めました。
勝訴した側が自ら二審で法廷論理を変えるという荒唐無稽なことをしたのです。
その結果は惨憺たるものでした。
二審ではUCIに事実上完全に敗訴し、UCIは南米、アメリカ、そして韓国から盗んだ数十兆ウォンの資産を合法的に所有することになりました。
勝訴した事件に敗訴し、数十兆ウォンの財産上の損害が発生したにも関わらず、誰も責任を負う者がいません。
私は、UCIとの敗訴について、少なくともチョン・ウォンジュとユン・ヨンホが責任を取って辞任すべきだったと考えます。
UCIとの二審の法廷闘争が進む中で、奇妙なことが多々ありました。
私たちの内部にUCIの協力者がいるという感じを受けました。
そして先月、インターネット上に暴露された資料は私を驚愕させました。
チョン・ウォンジュ室長が長年にわたってUCIから給与を受け取っていたという資料でした。以前から噂はありましたが、初めて資料で確認された瞬間でした。
私はチョン・ウォンジュ室長に、なぜUCIから給与を受け取っていたのか質問したいです。そして給料以外に他の金銭的な利益や贈り物を受け取っていたかどうかもお聞きしたいです。一般の食口(信者)たちはUCIと近いという理由だけで解任されたり、教会から強制的に除名されました。
私はUCIとの法廷闘争でチョン・ウォンジュ室長がUCIと内通していたのではないかと合理的な疑いを持っています。私はこの事件について真のお母様に徹底的な監査を請願します。
UCIとの法的闘争で勝利したのは私パク・ジニョンだけです。皆、口先だけで、法廷で勝利した者は一人もいません。真のお母様は、すべての法廷闘争で敗訴した者たちの法的助言をもう聞いてはいけません。弁護士でもない者たちに法的な意見を聞けば、UCI事件のように惨憺たる結果を招く可能性があります。
私パク・ジニョンは真のお父様の遺訓弁護士として、真のお父様のみ旨と遺産を守る義務があります。そして、真のお父様が最後まで願われた、真のお母様を守るというみ言葉に従います。
第二に、韓国の新聞報道によると、市民団体「正義連帯」が真のお母様、チョン・ウォンジュ、ユン・ヨンホ、そして私パク・ジニョンに対して、検察官や捜査官など法曹人への賄賂を理由に刑事告発したとされています。
2018年11月、チョン・ウォンジュ室長とユン・ヨンホ本部長は、当時協会長だったイ・ギソンに指示して、私パク・ジニョンを贈賄・背任・詐欺などの罪で告訴しました。
チョン・ウォンジュとユン・ヨンホが私を告訴した理由は、当時私がチョン・ウォンジュとユン・ヨンホが「マグノリアモッチブ」のインテリア工事費を水増しする方法で多額の背任横領を行ったと告訴したことに対する報復だと推測しています。
チョン・ウォンジュとユン・ヨンホを告訴したマグノリアモッチブの背任横領事件は、私は真のお母様の前で、「背任額が数百億ウォンに達する明らかな腐敗であり、
食口たちのことを考えても告訴をする」と申し上げました。
私パク・ジニョンは弁護士として依頼人を守る義務があります。
チョン・ウォンジュ室長らが主導したこの告訴事件で、中央地検で取り調べを受けた当時、私は刑務所に行く覚悟で重要な陳述を拒否しました。
結局、私に対するこの告訴事件は証拠不十分で不起訴処分となりました。
2024年3月、この事件が「正義連帯」によって告発されたという知らせを聞きました。私は韓国の正義連帯がどうやって書類を入手して告発を進めたのか疑問に思っています。
2018年、チョン・ウォンジュとユン・ヨンホは、私パク・ジニョンを陥れるため、真のお母様に確認書まで署名させ、それを証拠として提出する蛮行を犯しました。
私はそのすべての資料がどうやって正義連帯に渡ったのか非常に気になります。
それらの資料を持っているのは、関連事件の告訴人であるチョン・ウォンジュ、ユン・ヨンホ、そして財団理事長のキム・ソクビョンだと言われています。
誰が正義連帯に資料を渡したのでしょうか?
正義連帯による告発事件は、現在、京畿北部警察庁に送られています。
チョン・ウォンジュはこの事件が2024年9月に公訴時効になると主張していますが、これは事実と異なります。
この事件は、公務員に対する1億ウォン以上の贈賄に関する事件であり、特例法が適用されるため公訴時効は7年ではなく10年で、2027年までです。
私はこの事件についても、真のお母様と面談したいと考えています。
正義連帯が告発したことで、この事件はもう隠すことができなくなりました。
そして、この事件の背後にいるのは誰かも徹底的に調査しなければなりません。
第三に、私たちの組織に対する全体的な調査と監査について、真のお母様と話し合いたいと思います。
真のお母様は、私パク・ジニョンにすべての教会組織に対する監査を命じられたことがありました。しかし、当時の世界本部長ユン・ヨンホは、真のお母様の指示に反して監査院への公文発送を拒否して逃げ回りました。チョン・ウォンジュ室長は、監査室を真のお母様直属の組織ではなく、自身の秘書室傘下の組織にすべきだと主張し、真のお母様の指示を拒否しました。それにより、監査室の新設はうやむやになりました。自分たちは監査を受けたくなかったからだと思います。
昨年末、韓国政府の市民首席室は行政官を送り、当時のソン・グァンソク協会長に会いました。市民首席室の首席行政官は、ユン・ヨンホ本部長のアフリカとカンボジアの数百億ウォンの海外口座に関する問題や、南米を通じて動かした200億ウォンの裏金について警告したとされています。
すでに韓国政府も私たちの不法と裏金の動きを把握しているようです。私は真のお母様に、資金は合法的な手続きを経て動かさなければならないと申し上げました。
世界はますますオープンになりつつあり、インターネットを通じてリアルタイムで情報が流れていく世界です。私たちの摂理は急いでいるという理由で違法な方法に頼らず、合法的な方法でも十分に進めることができ、またそのように進めなければなりません。合法的な代案を模索しないまま不法な便法を勧める側近たちはすべて整理されるべきです。
真のお母様が監査室を作るよう指示されて以来、チョン・ウォンジュとユン・ヨンホは私パク・ジニョンに敵対的になり始めました。監査を受けたくなかったようです。
どんな組織であれ、正常に機能する監査機能のない組織は腐敗するしかありません。必ずしも不正があるから監査機能を設けて監査を行うわけではありません。
監査があることを知っていれば不正を働きません。ですから、自浄能力のある組織になるには監査が必要なのです。
真のお母様はキム・ヒョンドク会計士を監査役に任命されました。
キム・ヒョンドク会計士は「孝情グローバル財団」の監査を行おうとしましたが、結局できずに辞表を提出して去りました。真のお母様が任命された監査役が監査をできないほど、私たちの組織は腐敗しており、不正に利益を得ようとする勢力の利害関係者は互いに固い絆で結ばれています。
真のお母様が私に監査組織を作るように命じられた意味を知りたいです。私は今も真のお母様が心から天の父母様を愛し、食口たちを愛していると信じています。
食口たちに真のお母様の真理が伝わるためには、私たちの組織が誠実で清くなければなりません。
真のお母様が私にくださった言葉を確認したいです。
真のお母様が改革に対する意志がなく、腐敗撲滅に対して関心がないとおっしゃるなら、私パク・ジニョンはすべてを諦めてアメリカで平凡な人間として生きていこうと思います。
真のお母様に最後の面談を要請いたします。
2024.10.05 パク・ジニョン 拝
以下は韓国語の原文(全4ページ)
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