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FXの取引量と円高円安の関係が疑問です

通貨発行量が少ない日本円は他の通貨より自然な考えでは高くなりそうですが、そうなってはいません。日本人は、貯蓄を株よりFXで使っているとの情報もあり、FXは円とドルで上がる下がるの博打のようなものと捉えていたので、通貨についての知識を既存メディアに頼っていると踊らされて円安の圧力になったりしているのではと仮説を立てました。

FXの取引規模を調べました

2018年の情報で2015年で日本人が5000兆円突破しており「為替取引の実需である2015年の日本の輸出入額(154兆円(9))の30倍以上に肥大化しています」とのことでした。

2021年の記事では2020年度に6000兆円を超えたとの情報もありました。

FXは誰かが勝てば誰かが負ける?

FXはゼロサムゲームという説明をみかけます。つまり誰かがプラスなら誰かがマイナスで全体の和がゼロになるというものです。

為替市場では株式市場と異なり全銘柄(通貨ペア)暴騰・全銘柄(通貨ペア)暴落という現象は、生じることはありません。

もう少し調べると、FXは外国為替市場≒インターバンク市場(実際はもう少し複雑なようですが)で行わるもののようです。インターバンク直結の業者と違う業者がいるようですが、最終的には銀行間の通貨の貸し借りの市場に行くもののようでした。

FXのお金が銀行間の通貨取引に影響する

先日の田村秀男さんの記事では、日本の通貨発行の多くがインターバンク市場に流れ込んで円売りドル買いで海外資産運用に使われているという話でした。FXの資金が円の動きをある範囲に収めようとする力となっている可能性はありそうだと感じました。

通貨発行量とFXの関係についての記事もある

通貨供給が増えることでFXの価格に影響を与えることもある、との記述がありました。表現は控え目に感じます。

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FXの歴史

1998 改正外為法により、個人が為替取引を可能に。香港・シンガポールで流行していたFXが日本に導入された
2005年、問題が多く出たのでFXの業者に対していくつかの規制がかかる
2009年2010年、より安全に参加できるようにロスカットやレバレッジに規制がかかる

ドル円の変化(1997-2021)

FXの取引量が5000兆円とされる2015年以降は、昔に比べれば通貨が安定しています。

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https://www.77bank.co.jp/kawase/usd_chart.html

通貨発行量としては、他の通貨に比して円が少なくなっているので円高傾向のはずですが、インターバンク市場に日本のFXのお金が流れると、日本の庶民のお金は増えないけども、インターバンク市場としての円は増えて円安方向に向かうということとも解釈できるかもしれません。

私はまだネットで調べて分かる範囲の情報で考えているので、もうすこし多角的な情報が欲しいところです。FXやインターバング市場の通貨の総量については確信がもてず、信頼度として50点くらいで頭に入れて置こうと思います。

皆様はどうでしょうか?

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