Appleの時価総額が爆上げする理由を考える
病気で生活に様々な制限がかかっている近年ですが、GAFAやビック8(google、Amazon、Facebook、Appleにマイクロソフト、テスラ、Twitter、NETFLIXを加えた8社)の時価総額はどんどん上がっているという情報があります。
たとえばAppleは3兆ドル(日本円340兆円)を超えたというニュースもありました。日本のトヨタでも39兆円です。この大きな差について、実感としてはAppleの生産する価値がトヨタの10倍あると感じられず、解釈に悩んでいました。
Appleの時価総額は3兆ドル
病気の前は80ドルが今は170ドルで2倍以上になっています。単純に考えればお金が集まって株価が上がっているということですね。
2016年時点の日本経済の分析動画が参考になる
13分ごろ、「時価会計」についてのコメントがあり、参考になりました。
時価会計がお金を生み出すシステムなのかなと感じます。時価会計は今のマーケットバリューで資産を評価するので、資産が高くなって株価が上がり、それでお金を集めやすくなり、という「お金を生み出す詐欺システム」(大西つねきさん)であるという見解のようです。元はJ.P.モルガン銀行入行資金部為替ディーラーをされていた方とのことで、実際の現場の感覚に近いのかもしれません。
お金を増やす詐欺的な方法
日本の会社は大きくならず、アメリカの会社は大きくなるというのは、その会社の生み出す価値という面だけではなく、構造的な面で負けるように仕掛けられていることも要因かもしれません。
そして、日本人がこの「詐欺的な」(大西さん)構造を理解していないということは少なからず関係していそうです。
現場にいた方の現在の経済システムへの見方として、大変有意義で興味深いです。とはいえ、もうすこし多角的な情報は欲しいですね。信頼度として80点くらいで頭に入れて置こうと思います。
皆様はどうでしょうか?