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何があってもおかしくない、高知県だから。謎まみれの日常系SFマンガ「クロシオカレント」
どーも。どこまでもです。
本日はこちら、
![](https://assets.st-note.com/img/1670455104035-L8jC4reTpI.jpg?width=1200)
2022/8/20発売、こかむも「クロシオカレント」を紹介します。
私は同作者によるきらら作品「ぬるめた」からの作者繋がりで購入しましたが、ぬるめた以上にシュールな作品だったのでこうして紹介記事を作った次第です。
作品概要
物語の舞台は高知県。ここでは人じゃないものが住んでいることも、非現実的な現象も、まるでそれが当たり前かのように「高知県だから」で流される。
そんな高知県に潜む謎が解かれたり解かれなかったりする、群像劇形式の日常系SFマンガ。
どんなことがあってもおかしくない。高知県だから。
以下は実際に単行本内で登場する1シーンです。
![](https://assets.st-note.com/img/1670470915454-A3CtmloZAW.jpg?width=1200)
なんかネットでよく見かけるコラ画像みたいな見た目してますね……
でも、カツオが歩くのも、ニャーと猫のように鳴くのも、高知県だからですね。
あと、柚子も空を飛びますし、ドブに魔界の剣も落ちてますよ。
高知県ですから。
登場人物も個性的。
まず、主人公の友人は、ソシャゲ廃課金縦ロールお嬢様に、触手を操る主人公LOVEな宇宙人、そして父親は魔神に魂を乗っ取られている……といったように、個性の強いキャラが多数登場。
かくいう主人公も、知らないマンガの途中の巻だけ買ったり、ゲームをし始めると学校を2週間休むことがあるなど、結構変な子(単行本内の説明文でも、「変な子ども」と表記されている)。
他にも、県内のダムには巨大な女の子の見た目をした怪獣が住んでいたり、魔女や神も暮らしており、そこら中に謎が散りばめられているような世界観です。
さいごに
私の読んできたマンガの中では、道満晴明先生やつくみず先生といった方々が描かれる感じの作品と似た雰囲気を感じたので、この辺りの作風が好きな人には刺さると思います。
あと、ぬるめたのようなシュール系ギャグの要素も含まれていますので、ぬるめたが好きな方にもおすすめです。
冒頭試し読みはこちら
日常系マンガでありながらSF要素も割と強めに出してきており、こかむも先生の作品であることと、話の展開が気になることの2つの理由で続きが楽しみな作品です。
では。