江戸絵皿と絵手本の実物展におでかけしたおはなし
9/24に丸井今井札幌店で行われていた「江戸絵皿と絵手本の実物展」にお出かけした際のちょっとしたレポートです。9/25までの開催なので少し遅い投稿ですが、雰囲気などが伝わればなと思います。
STVラジオリスナー的河村通夫さんについてのご紹介
正確なご紹介としては、下記、STVラジオのパーソナリティページを見て頂ければと思います。
私としては、STVラジオリスナーからの愛されっぷりがわかるようなエピソードで、ご紹介代わりとさせて頂きたく思います。
STVラジオを長年に渡って支えている名物パーソナリティであり、STVラジオリスナーであれば、彼の名前を知らない人は居ないくらいのお方です。
現在では若杉佳子さんと「河村通夫の桃栗サンデー」を担当されています。
ちなみに、道外では「河村通夫の大自然まるかじりライフ」という番組が放送されていますが、道内では放送されていないのでご注意ください。
番組を問わず、STVラジオを聴いていれば「グラタン皿」や「江戸絵皿」、「ぬか玄※」などといったキーワードが出た瞬間に、愛と敬意を込めて「通夫さん!」と出るくらい愛されっぷりと言えば伝わりますでしょうか。
(番組内だけではなく、Twitter実況などにおいても訓練されたSTVラジオリスナーさんによるコールアンドレスポンスが職人芸レベルで繰り広げられています)
※同氏監修の健康食品であり、古来からの「玄米食」を手軽に取り入れるという発想のもと生まれたそうです。
イベントの簡単なご紹介
本展示は「丸井さん」※こと丸井今井で行われている「第44回 江戸老舗めぐり」という催事の一環で行われている展示です。
※丸井今井は北海道で知らぬ人はいない有名な百貨店であり、道民は親しみを込めて「丸井さん」と呼びます。なお首都圏にあるOIOIでお馴染みの「丸井」とは無関係です。
もう少し正確に書くと、丸井今井札幌本店大通館9階催事場にて9月15日(木)~9月25日(日) にかけて実施されている(た)展示です。
河村さんが所蔵している絵皿や絵手本の展示であり、江戸絵皿の絵解き展示というのは日本初の展示だそうです。
展示の雰囲気は通夫さんのInstagramを見て頂ければ分かると思いますので以下リンクからご覧頂ければと思います。
絵手本と絵皿、そして絵解き
※私は文化や芸術に関する素養があまり無いので、本トピックの内容はとりわけ暖かい目で見て頂ければと思います。
絵解きという言葉をWikipediaで調べてみると、絵を物語ることやその職業(ないしは人)といったことを指すようです。元々の元々は仏教を主とした宗教画に対して行われており、それが時代を経て宗教だけではなく、文化として根付いていった形です。
頂いたパンフレット等によれば、江戸時代あたりには、掛け軸や絵皿などの絵解きが、心の学びとして広く行われていたそうです。
展示としては、絵皿と絵手本が並べられ、その意味を推理しながら鑑賞するというスタイルの展示であり、まさに「絵解き」にトライしながら鑑賞するスタイルです。
芸術に疎い自分としては、芸術鑑賞というのは、展示されている絵画などを(ある種)「受動的」に受け取り、その時に感じた心を大切にするようなイメージでいました。
しかし、「絵解き」というのは、展示されているものから様々な背景や感情、意図などを「能動的」に読み解こうとする行為であり、その違いに衝撃を受けました。
お人柄に直接触れて
会場の端の方には、ちょっとしたブースがあり、そこには河村さんや若杉さんがいらっしゃいました。
ブース内には椅子が並べられていたのですが、待ちの列が途切れないほどの人気でした。
無料で配られているパンフレットに私の名前入りでサインして頂いたり(無料!)、お写真を一緒に撮って頂いたり、お話しさせて頂いたりと、暖かなお人柄とサービス精神に触れ、素敵な時間を過ごさせて頂きました。
若杉さんが鋭意製作中の「グラタン皿レシピの見本」まで頂き、そちらにまでサインを頂くなど、本当に頭が下がる思いです。
なんと、この「グラタン皿レシピの見本」、コピーはご自由にというくらいですので、サービス精神に溢れていることがよくお分かり頂けるかと思います。
会場で、河村さんの執筆された書籍を購入しまして、そちらにもサインとメッセージを頂きました。また、書籍を購入すると、プレゼントとしてぬか玄の試供品(と言いつつ、2週間分とたっぷり)を頂きました。
ご興味のある方はぜひ下記サイトをご覧ください。
末筆になりますが、改めて皆様に御礼を申し上げます。
補足:パンフレット等の写真
twitterに投稿した内容を掲載します。
更新履歴
2022/09/25 初版