コーダあいのうた を観て思ったこ
映画が話題になった時
地上波でやった時
わたしはどちらも心構えがまだ出来なくて観ることができませんでした
先日、1人でアマプラで観ました
父、母、兄は聴覚障害者で
ルビーだけが聞こえると言う状況
わたしは父と母が中途失明で全盲
兄は聴覚障害者で母が出産後乳児園にてわたしとは別々に育ちました
心が苦しかったです
ただ、心が苦しかった訳ではなくて
障がい者の家族、自分以外障がい者しかいない家族というのがわたしと似た状況で辛かったです
最後にお父さんが「GO」と声を出しましたね
あれは、漁協の会議の時でさえ手話で、声こそ出さなかったお父さんのルビーへの魂からの叫びだと思いました。
ヤングケアラーなんて言葉ができて
より肩身の狭い子がいませんように
「あなたはお父さんとお母さんとお兄ちゃんのことを見るために産んだんだからね、ちゃんとお婿さん取って跡を取ってね!」なんて言われている子が令和の今、どこを探してもいない世の中を願っています
ヤングケアラーになる可能性が高めな子なんて
妊娠中の検診の時だって出産の時だって産院なり病院で親にハンデがあるってわかるじゃないですか!
それを地域の保健師さんやなんかに繋いで貰えたら
都道府県、市町村単位でのサポート、入学前からの学校でのサポートなど
何かしらできないものでしょうか?
わたしのように「わけアリな子」って相当数いるのでは無いでしょうか?
わたしは40代ですが当時、相当肩身の狭い子供でした
小学生の明日の持ち物って健常者夫婦の一般家庭でも急に言われても用意できないことがありますよね
児童であるわたしでも、これは車があって、買い物にいつでも行けることを想定したものだと思えたこともあるし
わたしに対する担任からのハッキリとした意地悪だったこともあります
肩身の狭い子が少しでも減りますように
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