【専門学校は、短答対策では、テキスト中心に勉強しろというのか_その①】
ありがとうございます。
どこかの公認会計士です。
よろしくお願い致します。
①基礎とは何か?
専門学校がよく言う「基礎」とは何か。
入門生のうちに「基礎」を固めましょう!などアナウンスされていると思います。
私が感じる「基礎」とは
・財務会計論_計算
⇒仕訳における勘定科目、金額、タイミングが分かる
・財務会計論_理論
⇒基準の文言や定義が分かる
・管理会計論_計算
⇒あらゆる計算方法が分かる
・管理会計論_理論
⇒原価計算基準や定義が分かる
・監査論
⇒監査基準、委員会報告書が分かる
・企業法
⇒条文が分かる
という感じかなと思います。
みなさんは、「基礎」が出来ていますか?
つまり、「土台」がありますか?
「基礎」「土台」は、テキストでしか身に付けることが出来ません。
テキストは、基本的にどの専門学校も大きな違いはありません。
なぜなら、基準や条文を基に作成しているからです。
つまり、全受験生が知っておくべき内容が明記されています。
テキストの読込が足りないという事は、全受験生が知っておくべき知識が薄いという事です。
これは、なかなかのリスクであり、ハンデです。
私は、短答式試験に合格した年度は、とにかくテキスト中心の勉強を行いました。
まず、試験で戦うための「基礎」を身に付けるためです。
②答練や問題集は?
これらも当然重要です。
しかし、あくまで「アウトプット」のツールでしかありません。
つまり、自分の知識レベルを測る道具です。
この道具の使い方を誤ると、大きな痛手を負うことになります。
この道具の正しい使い方は、答練や問題集で誤った個所があれば、テキストに戻って周辺知識も併せて復習する。
と認識しております。
周辺知識とは、以下のようなものです。
・計算問題
⇒原則処理が問われていれば、例外処理も確認する。
・理論問題
⇒選択肢の一文の正誤を確認するのではなく、その前段から確認する、
知識は、この様にして広がり、また固まります。
テキストに戻るための道具という意味を理解いただけましたでしょうか。
③まとめ
テキストの重要性を感じていただけましたでしょうか。
私が、これに気付いたのは、合格した年度でした。
それまでは、テキストを疎かにしてました。
次回は、私の短答暗黒期をお伝えできればと思います。