「HSPという言葉」を除湿機のように感じる

どうもこんにちわ。聴覚が過敏なタイプのHSPです。
苦手な場所はズバリうるさいところ、人が多いところ!週末のショッピングモールとか花火大会とか行くと心が無になります。厳しい。実に厳しい。
好きなところは人がいないところです。静けさは良い。
山とか海とか平日の公園とか最高に好きです。

さて、私はHSPという言葉に出会って、自分のことを楽観的に考えられるようになりました。

以前は
「うるさいところが苦手なんておかしい、私は変だ」
とか
「人がたくさん集まるところに行けないとか不便すぎるし恋人にも申し訳ない、一緒に遊びに行けないし」
とか、とにかく罪悪感と自己否定でいっぱいでした。

しかし。
HSPという概念(HSPは病気ではなく気質・概念です)を知り、
その概念が自分に当てはまる、と感じた瞬間から
まるでモヤが晴れたような気分になりました。
いや違うな。部屋の湿度を下げる方法を知った気分でした。

私という部屋の中にある、見えない不快感=湿度
その見えない不快感をコントロールできる除湿機=HSPという概念

もうすぐ梅雨ですね。雨が降ると部屋の湿度が上がる。ベタベタして最悪ですよね。洗濯物も乾かないし。しかも基本的にその不快感を自力でどうにかすることはできないわけです。湿度って目に見えないしね。
でも、除湿機があれば…部屋の中が(ある程度)快適に!
もちろん溜まった水を変えたり、ボタンを押したりする手間はありますが、除湿機があるのとないのでは生活の質が全然違います。

自分をHSPだと感じる人間にとって、HSPという概念は
「今まで原因不明だった自分の不快感」を、コントロールするきっかけをくれる画期的なものです。
概念を知ったから全てが解決するわけではない。
外ではまだ雨が降っている。
しかし、部屋の中=自分の心の中を多少なりとも快適にする術を身に着けるために、この言葉が正しく広まっていけばいいなと思います。

いや〜、なんかね、
「アメリカの博士が作ったアルファベットの言葉」、
信じちゃう気持ちもわかりますよ。そういうもんよね、人間。

・「なんかテレビで医者が言ってた」健康法
・「なんか地元の名士が言ってた」人生訓
・「なんかツイッターで有名タレントが言ってた」政治家叩き

そういうの信じちゃうし、リツイートしちゃうじゃない。信じたいよね。信じられるものが欲しいよね。でもさ、でもだよ。その前にさ、何よりまず、自分自身の可能性を信じておくれよ!!お願いだよ!!!!!って、わたしは言いたいわけ。

繰り返します。自分がHSPだと信じることによって、自分が楽になれるなら構わない。けど、「自分はまさかHSP!?」「誰にいくら払えばHSPの診断書がもらえるの!?」って不安になるようなことがあれば、順番を変えてみて欲しい。

言葉を自分に身につけるんじゃない。
自分が言葉を調べるんです。

自分の感受性がハイパーセンシティブなのかもしれないと思ってお悩みのあなた、ぜひ、それをあなたの良さだと思って、知性もハイパーセンシティブな人になってください。

たとえ勉強が嫌いでも、
周りからバカにされた経験があっても、
浮くのが怖くてバカなふりで調子を合わせた経験があっても、
実際に自分は勉強ができないのだと思い込んでいらっしゃっても、
あなたは、あなただけは、あなたの可能性を諦めないでください。知ろうとし続けてください。

HSPという概念を否定したいのではなく、あなたの可能性を肯定したく、わたしは書いています。

上記の記事はHSPという概念を正しく伝えていません。(もしくは理解できていないまま書かれたのかも)
HSPと勉強が嫌いとかできる・できないは関連性がないし、バカにされるとかされないとか他人からの問題ではなく、自分の部屋の中のことなので…。
HSPという概念を否定したいのではなく〜と書かれていますがバチクソに否定しようとしている気がするのは私だけかな???
除湿機なんていらないよ〜!そのままのお部屋で十分!もっとちゃんと調べなよ!!と言われましても、こっちは除湿機がある方が快適に過ごせるんですわ。

記事中では「HSPだと嫌われる?!あなたもHSPかどうかをチェック!」というような脅し記事やアドセンスがあったとされていますが、私は見かけたことがない&いま念の為に一通り検索エンジンとtwitterサーチしましたが、ネガティブな記事自体を発見できませんでした。良いことだ。

今後も適切な情報を選び発信し、HSPという概念を知らしめるとともに、当事者の心のお部屋が少しでも快適になることを目的にこのマガジンを更新していきます。

投げ銭してくれたらあなたにも私にもいいことがあるでしょう。たぶん。