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USCPAとしてボランティアをしてきた話


代々木公園のラオフェス(ラオスフェスティバル)に行ってきた。

大学2年生の頃から、某NGOにてラオス支援のボランティアをしてきた関係で、ラオス関連のイベントには可能な限り出ている。


NGOのボランティアとしては、当初はイベントでラオス料理を作る手伝いなどをしていた。

イベント以外の通常時は、NGOの会員さん向けのニュースレターの発行の手伝いなどをしていた。


その後、USCPAに合格してからは、会計顧問として経理指導をするようになった。

ラオスで簿記講座の講師をしたこともある。



もともと、ラオスで仕事を探し移住するつもりだったが、希望に合う仕事が見つからなかったため、ラオスではなくタイに移住。

平日はタイのバンコクで仕事をし、週末にラオスのビエンチャンでボランティアをするという生活をしていた。


ちなみに、タイからラオスへは初めの頃はタイ航空の直行便だけしかなく高かったため、国内線でタイのウドンタニまで飛んで、国際バスでタイとラオスの国境を友好橋から越えてビエンチャンに入るという手段をとっていた。

途中からエアアジアが安い直行便を飛ばすようになったし、NGOが航空券代は負担してくれるようになったので行きやすくなった。



あくまでもボランティアだったため、生活費を稼ぐためにバンコクで本業をもつ必要があった。

それでもバンコクでの本業の仕事も楽しく頑張っていたし、ラオスでのボランティア活動も頑張っていたし、どちらも自分にとって大事だった。


何が言いたいのかというと、USCPAという資格があれば、専門家としてのボランティア(プロボノ)ができるようになるということ。

最初は誰でもできるような手伝いしかできなかったのに、USCPAという資格と知識があれば、専門家としての手伝いができるようになった。


毎月3千円から1万円くらいを寄付するのが精一杯だった。

それが、USCPAになってからは、何万円もコストカットに貢献できるようになった。

NGOには原価計算をするという認識がなかったため、赤字を垂れ流さないように費用の見直しからしていった。


ラオスで簿記講座の講師をしたり、NGOの経理スタッフに帳簿のつけ方を教えてあげたり。



もともと、最終目標は国際支援がしたくてUSCPA資格を取ったので、しっかり資格を活かせていると思う。

国際支援をするために大学院まで進学したけれど(国際機関や研究機関は博士号がマストだったため)、自分がやりたい方向と違うと思ってUSCPA資格取得に切り替えたが、いい決断をした。


最初からUSCPAに挑戦すれば時間の節約ができただろうけど、色々な遠回りをしたからこそ気が付けたのだと思っている。



国際支援に限らず、USCPAとして英文会計のセミナーをしたり、TOEIC講師をしたり、会計翻訳者をやったり。

USCPAという肩書は本当に役に立つ。



複業(パラレルキャリア)をもつことは大切でしょう。

人生100年時代、本業以外に生きがいのある仕事があるというのは幸せなこと。



そんな話は、著書『USCPAになりたいと思ったら読む本』にも書いてある。

真面目なUSCPA資格の本なのに、ボランティアの話やら複業の話やら書かせていただいて、中央経済社の編集者さんには感謝。


本業だけではなく、副業でも、プロボノでも、活かしかたは千差万別。

USCPAは活かせないって、活かそうとしていないだけでは?と思ってしまう。


USCPAになったら、監査や会計の仕事だけをする必要はなくて。

活かしかたは色々あるし、色々と探してみてもらいたい。


USCPA資格は、あなたがやりたいことを後押しする資格。

取ったからといって、他の人と同じようなことをやらなくてもいい。

取ったことで、監査や会計の仕事に縛られる必要もない。



USCPAとして生きる「場所」をよく考えてみてほしい。

そう思って書いた記事はこちら。


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