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ヤラセ対決をぶっ潰せ

首班指名選挙     決戦投票  

石破茂 221           石破茂 221 
野田佳彦 151       野田佳彦160
馬場伸幸 38            無効票 84
玉木雄一郎 28
山本太郎 9
田村智子 8
吉良州司 4
神谷宗幣 3
河村たかし 3

サンデーモーニングのパネリストが以上のように仰っていたそうですが、本当にその通りですね。野党は皆んなして野田さんを推せば良かったじゃないですか。そうすれば権力の座にありつけたのに。この人達は何の為に政治家をやっているのですか?権力を奪取する為ではないのですか?彼彼女らは権力を握って理想とする政治を実現するのが目的だった筈です。自民党には自民党の、共産党には共産党の夢みる社会がある(と思われていた)のです。
野田立憲民主党に野党が集結する。すると、今迄蚊帳の外であった共産党だって多少は自分の意見を国政に反映出来たのです。勿論、共産党が一党で騒いだって数が足りないので力不足。そこで維新、国民民主に声をかけるのです。
「おい、皆んなで野田に乗ろうじゃないか」

普段寄って集って自民党をあれほど批判していたではないですか。いつもの威勢はどこにいったのでしょう。その点、サンデーモーニングは筋を通してますよ。
サンデーお姉さんが指摘している通り、少なくとも国民民主(恐らく維新も)は、自民党応援団だったという事です。かと言って、決戦投票で石破さんに入れてしまうとそれはそれでバレバレなのでそこまであけすけに出来なかったという事でしょう。野党としての存在意義を疑われてしまいますから。
自民党は既に主要野党に手を回していたんでしょう。他の野党からしてみれば、今回は立憲民主党でも良かった筈なんですが、今後を考えてといったところでしょうか。自民党と立憲民主党、どちらが相対的に権力の座にありつく可能性が高いか、より国民から信頼されているか…。安定感で言えば自民党に分がありますから。浮かび上がってくるのは極めて打算的な心理。僕達が見ているのはプロレスなのであって与野党本気の殴り合いではなかったという事。殴り合いといったらおどろおどろしい気がしますが、仮に血気盛んだったとしたら、その実態は本気で日本を良くしようとの思いから出て来たものであろう事を忘れないで下さい。

自民党は先日の総選挙で石破さんを立てて負けた筈なのに、またしても担いできたのは呆れてしまいます。国民を舐めきっていると思います。自民党内で石破下ろしが起きても良かった筈なのですが、じゃあ高市へ、とはいかないのでしょう。確かに選挙は暫くありませんし、野党も応援してくれますから。無理に高市さんを連れて来る必要もなさそう。

自民党にお灸を据える積りでそれに代わる中道若しくは保守を想定し、維新・国民民主に投票したならば取り敢えずその方々は猛省を。本当にお灸を据えたいのなら左翼政党しか効果はなかったのだろうと思います。

神谷宗幣 3
河村たかし 3

に入れた心当たりがある方もよくよく考えて欲しいです。保守を標榜している以上、彼等も分かりやすく自民党へ入れないまでも、絶対に立憲民主党へは入れませんから。ガチガチに既存体制を守ろうという意味では立派な『保守』です。

僕は反自民でも、親立憲民主でもありません。勿論、共産党が好きな訳でもありません。以前誰かが「戦後レジームの脱却」を言っていたかと思いますが、比較的あれに共感を抱いている部類です。
それを担ってくれる政党が現在存在しているか?僕の答えはNOですね。

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