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花の都4周年おめでとうございました。

今年で4年経ちました。

プリキュア5からプリキュアを観始めて、フレッシュで一時的に離れ、ハートキャッチプリキュアで出戻ってきた2010年の秋。

あの時、花の都に出会えたおかげで、私は本当にプリキュアを好きになれました。

花の都を初めて観たのは忘れもしない横浜ワールドポーターズの映画館。DX1でラブちゃんたちがフュージョンと出会うとこの建物の最上階で、一人ぼっちで観たのでした。

当時の日記(mixiをさかのぼったけどmixiホント見づらい)を観てみると、ネットでチケットを前方のど真ん中の座席を予約したら、隣に同じく単身で来ていた男性が座ってガラガラの上映回にも関わらず、大友男女隣合わせでみることになったことへの恨み辛みが綴られてました。

肝心の映画についてはOPの時点ですでに涙ぐんでいたという早漏っぷり。あのオリヴィエの回想シーンで泣いてしまった…とか書いておりました。

いやでもあのOPは本当にびっくりしたんですよ。そもそも一番最初にプリキュアではないキャラがウキウキしながら「おー麗しの都パリよ!」とかやっちゃうとこから始まるんですよ?何が起きるかわからないドキドキと『絶対面白い!』という期待感で観ていてからの!あの!OP!!そりゃ泣くよな、と。

花の都の面白いとこ

花の都の面白いとこの1つに、時間経過と登場キャラクター達が移動した先の場所との距離間がきちんと描かれてるとこがあると思うのですが、冒頭はエッフェル塔(夜)、その次つぼみたちのシーンはエッフェル塔にほど近いチュイルリー広場(たぶん朝)、そのあとOPで凱旋門→シャンゼリゼ通り(午前中?)…と時間と場所が移動していって話も進んでいくのが面白い!

この流れは物語の最後まできちんと描いているので、パリの空気感までも味わえる!素晴らしい!JTBももう少しそこそこの値段のツアーパックを出してくれれば行ったのに!むしろエールフランスとかのフランス行きの飛行機の機内で花の都を流した方がいい!という気持ちにさせてくれます。

花の都の影響で2012年にフランスまで行ってきましたが、物語そのままの風景が広がっててびっくりしました。ちなみに映画に出てくる場所(網羅はしてないです)をGoogle Mapでまとめたやつもあるので、旅に出た際はお使いください。モンサンミッシェルに行く以外はパリ市内は頑張って歩いても制覇できます。

旅に出なくても花の都を観た後にここがあの場所かーって地図を見ながらみると面白いです。

あともちろん素晴らしいのは登場キャラクター達の成長ですね。私のような人間がプリキュアやキャラクターの成長について語るのもおこがましいですが、つぼみたちがプリキュアになって、色々成長していったからこそ、劇中で出会うオリヴィエやサラマンダー男爵とも影響を与えることができたんじゃないかなーって思います。たぶんハートキャッチプリキュア本編は観たことはあるけど映画は未見という方はぜひぜひ観て下さい。本編なしで花の都単体を楽しむことはもちろん可能ですが、本編を37-38話まで観た後で行っていただけるといいのかなって思います。

だから花の都を観よう

プリキュア10周年ということで過去のプリキュアを観る方もいると思うんですが、ぜひ映画も観て欲しいです。当時観てた人もまた観てみるのもおすすめです。

私自身は結構観返してしまっているのですが、最初の感動は未だに忘れてないです。しかも何度か観ていてもこの描写って…?という部分に気づくことができるので、いい作品だなってしみじみ思います。ただやっぱり一度記憶を全部消してまた花の都を観て感動を味わいたいなーという気持ちにもなる時も…。

以前、花の都上映会というのが開催されて友人と参加したのですが、ああやってプリキュア好きな方々と一緒に観るという経験ができたのも、今考えると貴重だなぁって思い返していました。

そこでお知り合いになった方と今も縁が続いていたりで、花の都で言う『袖振り合うも多生の縁』ってこういうことなのかもしれないです。

こうして色々書いたけどやっぱり花の都好きだなぁ。

たぶんまた1年後も同じこと言ってそうだけども。