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コミュニケーションが苦手なのは、他人の話を聞きすぎだったから説
私は自分のことを、コミュニケーションが苦手な人間だと思っていた。
でも今日、実は違った…?と言う気づきを得られたので記念に(?)書いてみたい。
今日のお昼休みに共用スペースで昼食を食べていたら、同じ派遣スタッフの一人から、一緒に食べないかと誘われた。
彼女とはほぼ話したことが無くて、人見知りの私は以前なら面倒だな~と思って断っていただろうけど、最近「女子のコミュ力」を読んで実践したくなっていたので、よい機会だと思い一緒に食べてみることにした。
本で紹介されていたメソッドの中で実践したのは
「まず自分の話をする」
ということ。
相手の話を聞くのも大事ですが、自分がどんな人間なのかを話すほうが大事。(中略)あなたがどんな人かわからないと相手が心を開いてくれることなんてあり得ないですよね。
本を読む前の私だったらありえない行動だ。
あまり話したことない人には、こちらから当たり障りのない質問をするのが礼儀だと思っていた。
「どこに住んでいるんですか?」
「趣味は何ですか?」
「ご家族は?」
正直定型文なので答えには全く興味がない。
こちらから聞いといて興味がないなんて、我ながら最悪である苦笑
そして、聞かれたこと以外は答えずに、自分の話は最低限にすることも礼儀だと思っていた。他人は私に興味ないだろうし、自己中心的な人間だと思われたくないし。
つまり、本に書かれていることと真逆のことをしていたというわけ。
今日は、なぜ自分が今の職場にいるかを、聞かれてもいないのにまず話してみた。
前職がSEで大変だったこと、派遣事務なら残業をあまりしないで楽に働けると思い、今の職場にいること。
私にとっては、この自分語り、結構な自己開示レベルである(レベル50くらい)。
こんな自分語りに興味を持ってもらえるか不安だったけど、
相手は私に対して興味を持ち、共感を示し、理解してくれたようだった。
その後も自分の話成分多めで、興味があることは相手に質問した。
話している中で、普段と感覚が違うなと気づいた。
私、人見知りなはずなのに、コミュ障なはずなのに、
今話してて、苦しさがないかも?
そして、ほぼ初対面にしては、なんか話弾んでる???
もしかしたら私は、相手の話を興味が無くてもウンウン聞いて、何かの反応をすることを、コミュニケーションだと思っていたのかもしれない。
自分の話をするということがすっこ抜けていたのだ。
だから、話したくなったら話す、感動したら反応する、という自然なやりとりからかけ離れてしまい、苦しくなっていた。
コミュニケーションが苦手だからというより、自分の話をしなさ過ぎることで不自然な感じになっていたのかもしれない。
最初に自己開示をすると何か吹っ切れるようで、その後も変な警戒心を持たず話ができる自分を観測した。
勇気をもって、試してみてよかった。
今日は大事な何かをつかめた気がする。
これからは、自分の話をしていこう。